『Super Build/SS3』の導入事例

株式会社 創建設計事務所

ソフトウェア

『SS3』を1人1本ずつ使えるようにしています。

株式会社 創建設計事務所

青山 聖 様、中島 幸志 様

所在地:東京都豊島区  業種:構造設計事務所

主にどのような物件が多いですか?

私どもは、ゼネコンや大手設計事務所などから設計依頼を請け、構造設計一式を行っています。特にRC造、S造、SRC造建物をメインで。建物用途としては、新築マンションなどの共同住宅をはじめ、テナントビルや病院、学校施設建物、そしてスーパーや倉庫などの工場系建物まで幅広く設計を行っています。昔は公団住宅も設計をしていましたが、ここ数年は、民間系建物以外にも、学校や官庁施設建物のような公共性の高い建築物も多く手がけています。また、超高層建築物や免震建築物といった特殊な建築物の設計業務にも携わってきました。

ご利用のきっかけは?

44年前に社長の飯川(当時20代)が、設計事務所を開設し、電電公社のプログラムの時間貸し利用をしていましたが、汎用計算機が出始めたころをきっかけに、当時、3社あるソフトウェアメーカーの内、あるメーカーの計算ソフトウェアを導入しました。その内、対応やサポートなどで不安を感じてきたころに、ユニオンさんの営業マンの薦めで、ソフトウェアを入れ替えることになったのです。まだ、SEIKO以前の話ですよ。それからずっとユニオンさんのソフトウェアを利用しています。

ご利用になってよかったところは?

当時の計算ソフトウェアは、荷重計算、応力計算などすべて個別計算でしたが、手で表を書いてD値法で計算するのと比べると雲泥の差がありましたよ。私なんかは、構造計算を始めたころ、既にユニオンさんのソフトウェアがありましたから、それで構造計算を覚えたみたいなものですよ。データ入力が簡単で、応力値や変位量もすぐ確認できましたから。その後、一連構造計算ソフトウェア『SS1』を使用しましたが、ユニオンさんのソフトウェアに慣れていましたし、出力の見方もわかっていましたので、違和感なく一連計算を使うことができました。
その内、『SS1』データをリンクして保有耐力計算まで計算することができましたので、非常に便利で効率よく設計を行うことができました。
たまに、レコード形式で入力する計算ソフトウェアを使用することがあったのですが、使用するのに苦労をしました。

基準法改正やプログラム機能・変更で戸惑いはなかったのですか?

新耐震設計法やプログラムが立体解析になった時は、設計手法の検証や結果の妥当性について検証を行ったり、外部の意見を求めたりと、大騒ぎになったことをよく覚えています。
当時は、保有耐力の解析時間が長かったので設計ルートを変更したり、荷重増分解析の手法では、思っていた以上に変形が伸びず、解析が終了してしまったり、また、部材の保証設計を満足できなかったりと、そのたびに「どのように対処すれば良いのか」を皆で考え、新耐震設計法の理解と設計手法の構築に励みましたよ。構造屋は、建築基準法の改正や、新しい設計法・検証法が確立されれば、向かいあっていくしかないですからね。

導入効果はありましたか?

もちろん、あります。当然、作業効率が上がりました。今では『SS3』を1人1本ずつ使えるようにしています。今、ユニオンさんのソフトウェアが起動しなくなったら、大変なことになってしまいます。
現在はパソコンの性能も向上して、計算速度も高まっていますし、ソフトウェアの機能も向上し、様々な条件を与えて解析ができますので、より詳細な設計ができるようになっています。建築コストを意識し、複数条件の解析シミュレーションを行いますので、この速さと使い勝手の良さは私どもにとって欠かせないものとなっています。
また、適合性判定機関や役所の方も『SS3』をよく知っているので、「『SS3』なら、この条件でも検討できるので確認しておいてください。」と言った会話になることもあります。

他のプログラムも多数ご利用いただいていますが?

『BF1』は、従来の『Op.F1』、『Op.F2』と違い、Khを地層毎に設定でき多層地盤モデルでの解析ができることや、付加軸力を考慮した解析、長い杭・短い杭の違いも考慮できますよね。
計算結果では、水平力分担率の差も一目で確認できますし、作図では、姿図・応力図等をそのまま構造計算書につけています。

他にも、元請けからの設計要求や適合判定機関・役所からの指摘があって、一連構造計算では組めない架構の部分検討や、架構の一部を詳細検討する場合、『FA1』が絶対手離せないです。『SS3』からフレームを取り出して解析できますからね。
『WRC』を最近使用していますが、手計算では、ある階の壁長の異なる壁は、どれも負担するせん断力は同じなのですが、剛床仮定による剛性マトリクス解析で精算しているので、壁にかかる水平力が異なってきますよね。だから、一部の壁の配筋が違ってきたりするので、従来の設計感覚とは異なりますので戸惑いました。
設計に関する密度は濃くなっているのですが、ソフトウェアが良くなると、設計への要求も細かくなるので、マンパワーは全然変わらなく、相変わらず夜遅くまで仕事をしています。

最後にユニオンシステムに対してご意見などは?

基準法改正のころに繋がりにくかったサポートセンターも最近は、随分と繋がりやすくなっていますね。よく利用させていただいています。また、ユニオンさんのwebサイトにある求人広告サイト「A-worker」も活用させていただきました。やはり、建築の構造に特化したwebサイトだけあって、様々な人から問合せの連絡をいただき、反響の大きさに驚きました。今後、ユニオンさんには、規基準の改正や新しい告示に対応したプログラムの講習会や実務に則した設計例等の講習会など情報提供の場を増やしてくれることを期待しています。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:青山 聖 様、中島 幸志 様

会社概要

【 会社名 】
株式会社 創建設計事務所
【 所在地 】
東京都豊島区
【 事業内容 】
建築設計、監理、建築構造設計、およびこれらに附帯する業務

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