『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.13 リリースのお知らせ
一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.13をリリースいたしましたので、お知らせいたします。
機能アップ項目は、以下のとおりです。
機能アップ項目
RC規準2018年版の「16条 付着」に対応しました。
- カットオフ筋が不要となる位置の確認
- 安全性確保の検討内容の変更
- 通し筋の付着長さの変更
- 3段筋の対応
RC規準2018年版の「19条 壁部材の算定」に対応しました。
- 耐震壁の許容水平せん断力の計算において、付帯柱のせん断補強筋にSD490を用いている場合、短期許容引張応力度wftを390N/㎜²として計算するようにしました。
RC規準2018年版の「20条 基礎」に対応しました。
- 杭基礎の許容せん断力の算定において、アーチ機構によるα効果を考慮できるようにしました。
- 曲げの検討において、d/lp≧2.0の場合、許容Maの値の横に*を出力するようにしました。
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- 杭基礎の付着の検討において、テンションシフトを基礎スラブの有効せいから、柱面から杭心(最外縁)までの距離に変更しました(16条)。
結果出力、添付資料において、[6.断面算定表-6.15.配筋リスト]を追加しました。
[9.剛性-2.剛性低下率-6.垂壁腰壁袖壁]において、壁長さの上限を指定できるようにしました。
弾塑性解析において、以下の機能を追加しました。
- [14.4.降伏後の剛性低下率関連]において、降伏後の剛性低下率を部材ごとに直接指定できるようになりました。
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- 部材がせん断破壊した後のモデル化について、計算条件[2.9.保有水平耐力計算条件-1.基本条件と荷重増分-8.せん断降伏後の部材のモデル化]を設けました。
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北越メタル株式会社・株式会社コーテックスの「UHY685フープ」において、SABTEC指針に対応しました。
メーカー製柱脚の基礎柱寸法自動計算において、仮定値(BP+200)からメーカー標準値を採用するようにしました。
東京製鐵株式会社の「Tuned-H」と「TSC295」を、登録済み鋼材リストに追加しました。
フルサト工業株式会社フリーベースにおいて、柱材の適用板厚を一律1mm~99mmに変更しました。
メーカー製品ついて、以下の社名変更をしました。
- 日鐵住金建材株式会社→日鉄建材株式会社[UBCR365]
- 新日鉄住金エンジニアリング株式会社→日鉄エンジニアリング株式会社[アンボンドブレース(B-UPブレース)]
マウス入力について、以下の改善を行いました。
- [7.1.柱(柱脚)-断面-芯鉄筋] で、円柱のとき、"柱脚X"の入力直後に"柱脚Y"が入力可になっていました。
- 立面図で、地下階があり、地上最下層がダミー層のとき、地下階の合計階高が描画されなくなっていました。
- ONでもOFFでもない状態(例えば、 )のチェックボックスをクリックしたとき、OFFになっているのをONになるように変更しました。
3D図について、以下の機能を追加しました。
- 階高およびスパン長を作図するようにしました。
- 寸法線、軸などの色の設定を詳細設定で変更できるようにしました。
- [Ctrl]キーを押しながら、マウスホイールで文字サイズを変更できるようにしました。
結果CSV出力に「値に付く文字の省略」指定を追加しました。
“*”や“L”など数値に付加する文字を省略してCSV出力できるようにしました。
入力CSVファイルからの新規作成において、物件規模が大きいときの処理速度を改善しました。
「チェックリスト」において、pdfファイルにテキスト入力できるようにしました。
『Super Build®/SS7 柱梁断面リスト』は、名称を『Super Build®/SS7 Op.柱梁断面リスト』に変更し、以下の機能を追加しました。
- 階列に表示する文字列を手動で変更する場合に、より長い文字列を入力できるよう[段編集]の描画層名(描画階名)の入力可能最大文字数を半角30文字に変更しました。
- 項目欄で鉄骨材料を出力できるようにしました。項目編集で、鉄骨材料に関する項目記号を指定することにより、各断面の鉄骨材料を出力しました。
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ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。
2019年9月4日改訂
ユニオンシステム株式会社