『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.14 リリースのお知らせ
一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』Ver.1.1.1.14でをリリースいたしましたので、お知らせいたします。
機能アップ項目は、以下のとおりです。
機能アップ項目
2次部材(RC床・RC片持床・RC小梁・S小梁・RC片持梁・S片持梁)と基礎部材(べた基礎・基礎小梁)の設計ができるようにしました。
- RC小梁(小梁・片持梁)では、応力計算、長期断面算定、たわみの検討を行いました。なお、連梁を自動認識した応力解析となり、断面算定では釣合い鉄筋比を考慮しました。
- RC造(床・片持床)では、必要スラブ厚の計算、応力計算・弾性たわみの計算、長期断面検定、たわみの検定を行いました。
- S造(小梁・片持梁)では、応力計算、長期断面算定、たわみの検討を行いました。
- たわみの検討は平12建告1459号によります。
- 積算では、床、小梁、片持梁で入力した配筋を考慮しました。
『SuperBuild/SS7 Op.コマンド実行』を追加しました。
- 『SS7』の機能を、他のシステムから実行するための機能です。CSVファイルからの新規データ作成、計算実行、結果出力(CSV結果含む)などが行えます。
[2.3.応力計算条件]の「支点の浮き上がりの考慮」において、水平荷重時のみに対する指定としました。また、デフォルト値を“しない”にしました。
[2.5.4.S部材-3.梁-仕口部の検討]において、「Mu算定式」と「保有耐力接合の安全率α」のデフォルト値を“接合部設計指針”に変更しました。
JFEテクノワイヤ株式会社のリバーボン785において、評定番号、参考文献を更新しました。
岡部株式会社・旭化成建材株式会社 ベースパックの新評定(BCJ 評定-ST0093-17、ST0054-10)に対応しました。
『SABTEC機械式定着工法 RCS混合構造設計指針(2018年)』において、以下の機能を追加しました。
- 在来型露出柱脚における柱型全主筋本数選定の修正(ΣTayは、ΣTay=ΣTay/λpとする。)
- 定着部拘束筋算定のための基礎梁下端筋の降伏引張耐力Tgy 定義の修正(Tgyは、左右梁の最大値-最小値とする。)
- 入力項目[L 形,T 形反曲点位置]の削除(L 形・T 形反曲点位置は、必ず内法スパン中央とする。)
『Super Build/SS7 Op.柱梁断面リスト』において、DXFファイル出力時に作図要素を原寸で出力する機能を追加しました。AutoCAD2020以降に対応しました。
※AutoCAD2020より前のバージョンでは正しく描画されません。
ご不明な点がございましたら、弊社営業支店または販売代理店 までお問い合わせください。
2020年1月14日改訂
ユニオンシステム株式会社