「S&Uセミナー2025 『SS7 Premium』・『SS7』実例紹介」アンケート集計結果

2025年7月24日に「S&Uセミナー2025 『SS7 Premium』・『SS7』実例紹介」をオンラインで開催いたしました。
当日は768名の方にご参加いただきました。
セミナー終了後にアンケートをお願いしたところ、468名の参加者からご回答をいただきました。
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
いただきました貴重なご意見・ご要望は、今後の構造設計者向けセミナーの品質向上に活かし、スタッフ一同努力してまいります。

登壇者

  • 曲面を持つはね出しバルコニー、大きな吹き抜け等の特殊形状を有する木造軸組工法の設計(阿部 竜紀 氏)
  • 斜め柱配置によりブレース効果を期待した工場(加藤 慎也 氏)
  • 馬蹄状の平面形状を有する集合住宅-天神町place-の構造計画(多田 脩二 氏)
  • 煙突と建築建屋を一体で解析したごみ処理施設(前田 泰吉 氏)
  • RC18階建てピロティ構造のホテル建築物(田中 直樹 氏)

アンケート集計結果

セミナーの満足度

90%のお客様が満足またはやや満足と回答

【Q】印象に残った理由(登壇者ごと)

曲面を持つはね出しバルコニー、大きな吹き抜け等の特殊形状を有する木造軸組工法の設計(阿部 竜紀 氏)

  • 軸組工法をSS7で検討する発想がなかったので勉強になりました。また跳出しのスタディに話から設計者の思いが感じられて感動しました。
  • 様々なケーススタディを踏まえて設計されている点について、丁寧にご解説いただき、たいへん感銘を受けました。ソフトが木造にすべて対応していない場合でも、いろいろと工夫して対応されている点もすごいと思いました。
  • 木造で難しい課題に対応したことについて、しっかり裏付けを検討していることがわかるセミナーであった。
  • 通常の木造建築物における構造計算では行わないような高度な構造解析の考え方を聞けてとても為になった。注文住宅におけるデザイン性なども考慮した構造の工夫など勉強になりました。
  • SS7で木造構造の解析が可能であることを今回初めて知りました。これまでRC造やS造が対象と考えていたため、木造にも対応できることは大きな発見でした。また、跳ね出しバルコニーのような部分構造についても、固有値解析によって、振動特性を把握する方法を学べたのは、意外な使い方として非常に興味深かったです。

斜め柱配置によりブレース効果を期待した工場(加藤 慎也 氏)

  • ガラスのファサードを持つ平面的に大きな形状の計画に対し、斜め柱と中央付近のブレースフレームでほぼ全体の水平力を負担しているという構造計画が印象的で、放射状の節点の事前計画と整合チェックについても参考になりました。
  • 私自身も節点が多く、節点同一化を使用した鉄骨物件をやったことがあり、お話を聞いてより良いやり方を教えていただきました。
  • 3Dプリンター模型を使って説明がわかりやすく、SS7への入力方法や解析上の工夫まで触れていたのでイメージしやすかった。
  • SS7を任意形状ソフトのように検証に使用しているさまや水平ブレースの採用にRCブレースの結果をとりいれるなど参考になった。
  • SS3ではブレースの入力が出来ず、耐震補強でブレースを使用する場合、耐震壁に置換して入力を行っていたので今後SS7でブレースを使用するときの良い例が出来た。

馬蹄状の平面形状を有する集合住宅-天神町place-の構造計画(多田 脩二 氏)

  • 日本建築学会賞を受賞されている建物で、特徴的な平面を有している建物でも、SS7で適切にモデル化、検討されているのが非常に勉強になりました。多田さんと伊藤さんのコラボレーションの技術的な裏側を知ることが出来て、貴重なセミナーでした。
  • 円形ゾーンとツインタワーゾーンで剛性のバランスを考えられた設計が印象的だったため。また、作業量短縮のために「平・立・3Dゾーンの貼り付け」を駆使していたことが印象的だったため。
  • 今年の建築学会作品賞に選定された案件で、受賞記念講演会をWeb聴講したが、構造はどう対処したのか興味があったため、内容を聞くことが出来て良かった。
  • 既存杭との関係から導かれた形状かもしれませんが、建築への理解と繰り返しの検証により素晴らしい建築に導いていただいていることに感服いたします。SS7で効率化できたとしても、敷地内段差の処理、連結効果の確認、壁を活かすことへの検証確認含め、設計者として今も変わらぬ姿勢に多くの人が見習うべきと感じました。SS7の使い方によって、このような建築にも対応できることを知る機会となりました。
  • 複雑な平面形状にグリッドコマンドを活用することで時間短縮が可能であることと間柱配置による計画上の複数の利点を聞けて勉強になりました。
  • フレームのみの様々なケーススタディと、それを踏まえた立体モデルの検証など設計の進め方が紹介されており参考になった。

煙突と建築建屋を一体で解析したごみ処理施設(前田 泰吉 氏)

  • 私自身もごみ処理物件を担当させてもらったことがあるのでモデル化の際のより良いやり方を勉強させていただきました。
  • 異種構造 平面・立体架構の設計方針・1~2次設計「特に架構剛性・強度・バランス等を反映された保有耐力検討時の外力分布設定」適判指摘方法案の事前確認・適判機関等との協議 参考になりました。
  • 複数の構造体を同時にモデル化し一体で解析できることにビックリした。
  • 煙突部の取り扱い(主構造として扱うかどうか)や施設の性質上、温度応力を考慮するのかどうか等、非常に活発に質疑応答が行われていたので大変勉強になりました。
  • ごみ処理施設については保有時の外力分布をQun分布にした経緯や採用する上での留意点を聞けたことが勉強になりました。

RC18階建てピロティ構造のホテル建築物(田中 直樹 氏)

  • RC及びピロティ形式は、設計実績もない為解析手法や苦労された点について興味がありました。
  • 自社で設計したことのある建物で特に苦労した部分と近似した内容についての対策や、工夫などを聞くことが出来た。
  • 共同住宅の設計が多く、片方向耐震壁とする架構形式を採用する場合が多い為、柱断面等の部材オーダーが参考になりました。
  • 実務でRC造を扱うことが多いため参考になりました。また、確認審査、適判の指摘対応も参考になりました。
  • 現状一番関わりそうな物件内容だったので身近に聞くことができた。資料の内容が一番頭に入りやすかったと思う。

【Q】印象に残った理由(全体)

  • まず基本データを作成。そこから多様な検討を加えて実施設計まで進めて行けること。それを十分に活用されていることに感心しました。SS7が建物形状の自由度やその応力、変位状態を視覚的に確認できるからこそだと思います。
  • これからSS7を導入しようとしているが、当社ではRC物件が多いため参考になった。
  • 普段なかなか聞けない、構造計画初期のスタディや設計方針を決めるときの悩みが見えたのが良かったです。
  • これまでの弊社の同類物件と構造計画上や構造計算上において同じような悩みがあることなどを改めて知ることができ、また各社の解決方法、取り組み姿勢、各種機能の具体的な活用法が参考になった。
  • 普段、鉄骨造を主に設計しており、RC造はたまにで、木造は設計したことがありません。また、上記のような複雑であったり、高層な建物も設計したことがないため、もし、自分で設計することになれば参考にさせていただこうと思い注意深く拝見させていただきました。どれも、特徴的な建物ばかりで、特に各建物の水平力分担、剛床の解除設定についての説明が印象に残りました。
  • 整形でない等の特徴的な形状の建物でどのようにSS7を用いるのか、注意した点、確認申請等で議題となった点など、実践的な経験を聞けたため、大変参考になりました。
  • 他の構造設計者がどのようにSS7を活用しているかを知る良い機会であった。とても興味深く、色々な工夫がされているものだと、自分の勉強になった。

【Q】ご意見・ご感想

  • 様々な構造種別や架構形式、規模の事例について、他社のお話を拝聴できるのは貴重でよい機会でした。SS7に特化した内容ということも実務に役立つ可能性があり、参加の決め手になりました。今回の登壇者のお話にもありましたが、ユニークな構造計画に対して「どうモデル化するか?」は興味があります。またそれをSS7でどう実現したか、実際にSS7の操作画面も拝見してみたいです。
  • 普段知る機会の少ない他社様の設計事例や設計手法をご解説いただけるため、設計の参考になり、大変ありがたいセミナーだと感じております。紹介していただいている事例が、ひと工夫もふた工夫もある特殊な事例が多いような気がしますが、もう少し一般的な事例も紹介していただけるとありがたいです。
  • 毎年のSS7の講習会は楽しみにしています。部員全員で会議室を予約して受けるようにしております。勉強になります。
  • 他者の一貫計算ソフトユーザーであり、ユニオンシステム様の製品未所持のものですが、セミナーに参加させていただけることが大変ありがたいです。
  • 今回、初めて受講しましたが、幅広いテーマで、SS7の使い方等も参考になりました。ありがとうございます。今後も機会があれば受講したいと思いました。
  • 構造計画の考え方、SS7の利用方法等、こちらでは思いつかないような利用の仕方をされているので、機会があれば、また開催して頂きたいです。また、横のつながりも出来そうなので、ぜひともお願いしたく思います。
  • 今回のように複数の実例を拝聴できたのは大変有効と思います。実例が一つだけだとその情報に偏りますが、複数実例では比較出来たり、構造設計者様のそれぞれの考え方を伺うことができるためです。
  • 自分が普段使っているソフトでここまでのことができるんだ、あるいは、このような形状に対して、このような考え方、手法で対応していくんだということが実例でよくわかりました。今回は特殊な案件がほとんどだったかと思いますが、逆に多数ありそうな一般的な物件事例も取り上げていただけると、考え方、手法、エラーメッセージやトラブルへの対処など共有できて日常業務により活かせるかと思います。

【Q】年齢

年代別グラフ

【Q】所属

所属グラフ

弊社は、これからもお客様の声に耳を傾け、ソフトウェア開発やサービス向上に取り組んでまいります。今後とも末永くご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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2025年8月25日

ユニオンシステム株式会社

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