旧Ver.2.71 → 新Ver.2.72（VerUp対象Ver.2.11 & Web3.11）

インターネットダウンロード : 2013/08/07

◆変更点

1）S梁継手の計算

1. ウェブボルト行数mwが1の場合、“処理が正しく終了しませんでした”と表示され、計算不能となっていました。
   これは、mwが1のためにウェブボルトの応力中心間距離fHwが0となります。このとき、sPuw1の計算において、(sHw/fHw)を用いている部分でゼロ除算となり、計算不能となっていました。
   fHw=0の場合、(sHw/fHw)=1.0としてsPuw1の計算をするようにしました。Puw=min(sPuw1,fPuw2,･･･) であり、かつ、fPuw2=0となりますので、Puw=0となり計算結果は変わりません。
   出力時には、sPuw1の計算式内の数値のみfHw=sHwとしました。
   また、記号説明において、Hwを削除し、fHwとsHwの説明を追加しました。
   • Hw：ウェブの応力中心間距離
   • sHw：ウェブ添板の応力中心間距離
   • fHw：ウェブボルトの応力中心間距離

2）S横補剛の検討

1. 補剛材が角形鋼管のとき、rが考慮されていませんでした。

3）Sスタッド付横補剛の検討

1. 補剛材が角形鋼管のとき、rが考慮されていませんでした。

4）付加機能：風圧力の計算

1. 結果出力において、計算には使用していない参考値である 「風上端部より0.5aの領域の0.5a」の出力を削除しました。

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