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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.20 → 新Ver.1.1.1.21(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2012/09/10

◆機能アップ
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『RC診断2001 Ver2』(Ver.2.40以上)による入力データ利用を目的として、[7.鉄骨鋼材登録]に[7.6山形鋼][7.7格子材][7.8ラチス材]を追加し、登録した非充腹材を[12.3梁符号と配筋-配筋入力][12.4柱符号と配筋-配筋入力]において、SRCの梁柱に入力できるようにしました。また、マウス入力において、[山形鋼][格子材][ラチス材]の登録および梁柱に入力できるようにしました。
ご注意
『RC診断2001 Ver2』で耐震診断を行うための入力であるため、本プログラムでは許容応力度の検討、部材耐力の計算、保有水平耐力の計算(弾塑性解析)は行いません。
以下のリンクソフトについては、非充腹材を入力した『SS3』データに対応しておりません(pdfファイル 詳しくはこちら)。非充腹材は入力しないでご利用ください。
  • 『US2-改訂版』Ver.6.43以下
  • 『RC診断2001 Ver2』Ver.2.33以下
  • 『耐震診断』
  • 『積算』
  • 『Op.耐震壁』
  • 『Op.柱脚』
  • 『AD1』
『US2-改訂版』Ver.6.44以上では、[データの転送と消去]において『SS3』の[7.6山形鋼][7.7格子材][7.8ラチス材]が転送されます。
『RC診断2001 Ver2』は、Ver.2.40で非充腹材に対応*(計算・出力で考慮)します。
『RC診断2001 Ver2』Ver.2.40のリリース時期は2012年秋頃を予定しています。
 非充腹材を考慮するには『RC診断2001 Op.SRC』が必要です。
【7.6山形鋼】【7.7格子材】【7.8ラチス材】
  • 山形鋼部材形状登録、格子材部材形状登録、ラチス材部材形状登録
【12.3梁符号と配筋-配筋入力】
  • ≪梁≫配筋入力
【マウス入力】
  • 鉄骨形状登録、梁
構造計算書「11.3.1 Ds算定時の部材終局強度」および「11.4.1 保有水平耐力算定時の部材終局強度」において、指定によってMu図を出力する、しないを切り替えられるようにしました。また、Mu図について、1kNm/mmのスケールで出力していたのを、[共通設定 - 応力値スケール - 終局曲げ応力 柱梁]のスケールを使用して出力するようにしました。
  • 構造計算書出力
◆変更点
計算部
【剛性計算】
剛域の計算において、隅切り先の柱がS造の場合、隅切りによって取り付く梁を考慮しないで計算していました。
剛性計算において、開口付き壁周りの柱が面外方向にセットバックしていて、かつ節点上下移動により左右の柱高さが異なる場合、垂壁長さの認識に誤りがあったため、壁周りの梁の剛性や梁・柱の剛域が正しく計算されていませんでした(垂壁長さが実際よりも短く認識されていました)。また、壁高さも低く認識されていたため、誤って耐震壁と判定される場合がありました。
剛性計算において、壁にタイプ<2><3><4>のいずれかの開口が配置され、上または下に取り付く梁が節点上下移動により傾斜している場合、垂壁の長さが正しく計算できていませんでした。
【応力解析】
弾塑性解析において、耐震壁の形状係数κを計算する際、柱断面積は母材の断面積Aoを採用すべきところ、軸変形用断面積Anを採用していました。
【設計応力】
設計応力の計算において、固定+積載および積雪時の柱の設計用軸力を計算する際、応力解析結果の柱軸力の小数第2位を切り捨てていたのを四捨五入するようにしました。
【断面算定】
RC柱の断面算定出力で、中央を検討しないとき、または一本部材でないとき、QL,QS,QW,QE,QD は決定位置の値を出力するところ、常に柱頭の値を出力していました(出力だけの問題です)。
RC柱の断面算定において、ウルボンの残留ひび割れ幅に基づく式で検討を行った場合、QASの計算において、Lτscを求める式中の√の中が負値となるときはQAS=0とし、ワーニングメッセージNo.569「短期設計用せん断力が許容せん断力を超えている」を出力すべきところ、メッセージが出力されない場合がありました。
付着の検討において、鉄筋存在応力度σtを計算する際、主筋は端部と中央部で本数の少ない方を採用すべきところ、2段筋の場合で、かつ端部と中央部の主筋本数の大小関係が1段目と2段目で異なる場合、端部側の1/4L位置は1段目、2段目共に中央配筋を、中央側の1/4L位置は1段目,2段目共に端部配筋を用いてσtを計算していました。
S梁継手およびSRC梁継手の断面算定において、選定計算したウェブボルト列数が3以上の場合、列数にかかわらず“3列”と出力していました。
RC造接合部の断面算定(短期時の検定)において、上下に取り付く柱の短期設計用せん断力QDの和が0となる場合、メッセージ「ERROR:No.233 柱QDが計算されていません」が出力され、計算が行われませんでした。
SRC接合部の断面算定において、接合部に取り付くSRC柱の鉄骨を0入力(選定)した場合、計算は行わず「ERROR No.230配筋されていないため計算できません」を出力すべきところ、鉄骨タイプ3で柱頭Y方向のみ鉄骨を0入力した後、鉄骨形状タイプを2(I)に変更すると、不正な結果が出力されることがありました。
SRC接合部の断面算定において、接合部に取り付くSRC柱の鉄骨タイプが3以上(X,Y方向鉄骨あり)で、柱脚側のX方向の鉄骨を0以外、Y方向の鉄骨を0と入力した場合、柱脚側Y方向の鉄骨はX方向と同じ鉄骨を用いてせん断設計用モーメントjMDや必要ウェブ厚jtwを計算すべきところ、柱頭側Y方向の鉄骨を用いて計算していました。
SRC接合部の断面算定において、接合部に取り付く梁が軸振れにより傾いている場合で、かつ接合部に取り付く梁にS梁とRC梁(またはSRC梁)が混在するとき、コンクリート部分の終局曲げ強度jcMuが正しく計算できないことがありました。
柱脚の終局時の検討において、柱に腰折れセットバックが指定されているとき、設計用曲げ応力が不正な値になっていました。
【自動設計】
耐震壁の自動設計において、[検定方法]を“SRC規準25条”とした場合、耐震壁のコンクリートの圧縮場による許容せん断応力度fs'を100倍した値で出力していました。また、fs'を2001年度版SRC規準(第5版)による式で計算するようにしました。
構造計算書
構造計算書の立面図形式の図、作図の「応力図」など架構モデル図において、腰折れセットバック柱で、柱脚の直交方向の剛域が、柱頭と同じ傾きの投影図になっていたため実際より短く描画されていました。
構造計算書の伏図形式の図、作図「平面図」において、片持ち床の先端リブを負値入力し、床を配置しないで小梁のみ配置した場合、小梁の配置が均等間隔配置(本数を負値で入力)のとき、誤って先端リブを作図していました。
構造計算書「略伏図」および作図「平面図」において、フレーム外雑壁は指定されたフレームに平行として描画すべきところ、基準となるフレームの一方の節点のみセットバックしているとき、絶対座標軸に平行に描画していました。
構造計算書の略伏図形式の図、作図「平面図」、マウス入力において、フレーム外雑壁の基点を隅切りの移動先とし、隅切りの移動元の節点に取り付く大梁と雑壁が平行となるように配置した場合、Y方向に壁を配置してもX方向の壁となっていました。
構造計算書出力「1.4.3 壁・ブレース」の「耐震壁」において、補足説明(“※出力していない鉄筋径と鉄筋種別は[2.設計方針と使用材料]を参照”)を出力するようにしました。また、「壁」や「垂・腰・袖壁」の補足説明(“※径および鉄筋種別は[2.設計方針と使用材料]を参照”)を、「耐震壁」の補足説明に合わせました。
材料種別を部材毎で指定した場合、構造種別を変更して出力を行ったとき、以下の出力項目で使用していない材料を出力していました。
出力項目:
  • 構造計算書「2.3 使用材料・許容応力度 -【コンクリート登録】」
  • 構造計算書「2.3 使用材料・許容応力度 - 鉄筋・許容応力度」
  • 構造計算書「2.3 使用材料・許容応力度 - 鉄骨・材料強度」
  • 構造計算書「15.エコーデータ」※入力データリストと同じ項目
  • 入力データリスト「1.4 使用材料 - (1)コンクリート - 【コンクリート登録】」
  • 入力データリスト「1.4 使用材料 - (2)鉄筋 - 許容応力度」
  • 入力データリスト「1.4 使用材料 - (3)鉄骨 - 材料強度」
構造計算書「断面検定比図」について、“<2>均等スパン・階高の図”とした場合、複数ページにまたがる一本部材(梁、柱)が指定されているとき、最初のページ以外には検定比が出力されませんでした。
構造計算書「11.3.3 Ds算定時のヒンジ図」「11.4.4 保有水平耐力のヒンジ図」、作図「応力図」(保有水平耐力用・限界耐力用)において、右上りブレースで、ブレースに軸破壊(“■”)が発生した場合、下部から1/3の位置に記号が出力されるべきところ、不正な位置に出力されていました。
構造計算書「6.4 支点反力図」について、多雪区域の場合、Σ反力(固定荷重+積載荷重)にΣ反力(係数×積雪荷重)を足し合わせていました。Σ反力(固定荷重+積載荷重)とΣ反力(固定荷重+積載荷重+係数×積雪荷重)を別々に出力するようにしました。また、【凡例】の2つ目の“※”について、内容を“「支点反力図<鉛直荷重>」はΣ反力を表示します。”に変更しました。
出力部
入力データListの[1.6部材形状登録-(2)梁]において、以下の条件を満たす場合、[8.6片持ち梁]で配置した梁No.に対応する鉄骨断面が出力されていました。
  • [基本事項-6.主体構造]において、SまたはSRCにチェックが入っている
  • [8.6片持ち梁]において、梁Noが101以上の梁を配置している
計算中のメッセージおよび終了時メッセージにおいて、[2.1剛性計算条件-剛性計算条件1-耐震壁の開口条件]を“<1>r0≦0.4”と指定した場合、内部計算で耐震壁と判定されてもlo/l>0.4となっている壁に対して強制的に耐震壁の指定をしていると、WARNINGメッセージ「内部計算で雑壁と判定された壁に耐震壁の指定がある。」を出力していました。
RC柱の断面算定において、(材の最小径/主要支点間距離)が制限値1/25(軽量コンクリートは1/20)未満となる柱は計算を行いませんが、結果出力「5.29 計算とNG位置図(柱)」や「終了時メッセージ」に、設計用応力が許容耐力を超えている旨のメッセージが出力される場合がありました。
S造露出柱脚の断面算定出力において、引張側アンカーボルト本数が0本だったとき、Mu算出用のntを全本数/2でなく全本数で出力していました。
解析結果をテキストブラウザで画面表示したときのジャンプ項目に「クリアベース」が抜けていました。
必要保有水平耐力の計算中に出力する「WARNING: No. 33 ###d 階 の最大層間変形角が,計算できませんでした。Ds算定時を保有水平耐力時とします。」を「WARNING: No. 33 ###d 階 の最大層間変形角が,計算できませんでした。」に変更しました。
限界耐力計算の出力「RC耐震壁限界変位(曲げ)」において、Ncの記号説明を「NL+φN*NE+Aws*σwyu」に修正しました。
結果出力「RC柱限界変位(せん断)」において、記号説明の[QL:長期荷重時の梁のせん断力]と[Qk:地震荷重時の梁のせん断力]説明を削除し、Qの説明を追加しました。また、結果出力におけるαt2をα2に修正しました。
入力List,Dumpのせん断補強筋の出力において、3桁で断面積入力した場合、入力どおりに出力されていませんでした。
入力データList「(2) 鉄骨関連データ <SRC・S部材用>」において、「9) ダイアフラム形式」のタイトルを「9) ダイアフラム形式(冷間成形角形鋼管のみ有効)」に変更しました。
[保有水平耐力-計算条件-終局耐力-高強度せん断補強筋Qu算定式]に“<1>荒川式”を選択し、Ds算定時に高強度せん断補強筋にスーパーフープを使用した柱に引張軸力が働いているとき、以下の終了時メッセージを出力するようにしました。
  • 「WARNING No.824 スーパーフープを用いた柱に引張軸力が発生している。」
マウス入力
マウス入力[屋根面風力係数の自動配置]において、"陸屋根"で0.5aの境界線上にある床が多スパンにわたっていたとき、誤った値が配置される場合がありました。
マウス入力において、SRC柱の鉄骨データの保存方法を変更し、[12.4 柱符号と配筋][断面リスト編集]との併用で起こる問題を改善しました。
[柱-鉄骨-柱脚]が“(柱頭に同じ)”と表示されているとき、マウス入力では柱頭と同じ断面を保存していました。その後[12.4 柱符号と配筋]または[断面リスト編集]で柱頭側のみ変更した場合、柱脚の断面は変更されず、柱頭と同じにするには柱脚側も変更が必要となっていました。
柱脚X、柱脚Yともに柱頭の断面と同じときは、(柱頭に同じ)で保存するように変更しました。
マウス入力において、多スパンにわたる壁への開口のコピーにおいて、既に配置された開口を削除した壁に対して貼り付けを行うと、正しくコピーされませんでした。
マウス入力において、基準大梁を指定し、比率で小梁を配置したとき、比率を小さく認識し誤った位置に描画することがありました。
平面図の描画速度を改善しました。多スパンにわたる床組が多いとき、描画に時間が掛かる場合がありました。
2層の節点にセットバックが指定されているデータにおいて、1層の削除を行うと、指定できない1層の節点にセットバックが指定された状態となり、保存すると不正終了していました。
入力部
[4.1 標準使用材料-8.鉄骨の強度入力]または[4.1 標準使用材料-9.冷間角形の強度入力]を変更したとき、[ルート判定]以降を再計算にするべきところ、[部材耐力計算]以降を再計算にしていました。
[12.3 梁符号と配筋-配筋入力]、[12.3 梁符号と配筋-一括指定-鉄骨形状]、[12.4 柱符号と配筋-配筋入力]、[12.4 柱符号と配筋-一括指定-鉄骨形状]において、鉄骨で鋼材No.を負値入力する際、[7.鉄骨鋼材登録]で登録していないNo.は入力できませんが、[7.鉄骨鋼材登録]のデータをいくつか削除して登録数を減らした(最終No.を小さくした)場合、最終No.を超えるNo.が負値入力可能になっていました。
[12.5.1 壁][12.5.2 垂・腰・袖壁]において、壁厚tが0の壁は入力できないようにしました。
[12.5.3鉄骨ブレース]において、タイプが0のブレースは入力できないようにしました。
[12.6柱脚形状]および[12.6柱脚形状-非埋め込み型の登録]画面に表示される柱形状について、SRC柱で柱脚RCの場合、柱頭側の鉄骨寸法を表示すべきところ、柱脚側の鉄骨寸法を表示していました。そのため、柱脚RCに変更する以前に柱脚側に鉄骨を入力していた場合は、柱脚側の鉄骨形状寸法が表示されていました。
(入力画面上の表示のみの不具合です。計算には影響ありません。)
[14.2.4 冷間角形鋼管の耐力低減 - 耐力低減の対象となる層の梁の塑性化]のデフォルトを“する”から“しない”に変更しました。
作図部
作図および3D作図において、X方向とY方向で軸耐力が異なる場合、引張耐力であれば大きい方の値を出力すべきところ、小さい方の値を出力していました。
3D作図において、印刷設定を一度開いた後にリロードすると印刷設定の[平面図または立面図を印刷]のフレームと層のデータが消え、[平面図または立面図を印刷]が選択されていると印刷できませんでした。
3D作図において、腰折れセットバックした柱のフェイス位置の地震時(保有水平耐力時、Ds算定時、限界耐力安全限界時)曲げモーメントの値は、柱脚フェイス位置は、柱脚節点位置と腰折れ位置の曲げモーメントの2点を直線補間で計算し、柱頭フェイス位置は、柱頭節点位置と腰折れ位置の曲げモーメントの2点を直線補間で計算すべきところ、腰折れ位置の曲げモーメントを部材の中央の曲げモーメントとし、柱頭・柱脚・中央曲げモーメントの3点を通る二次曲線で計算していました。また、腰折れセットバックした柱の保有水平耐力時、Ds算定時、限界耐力安全限界時のフェイス曲げ応力図が正しく描画されていませんでした。
その他
ISベースを配置した柱脚部に重量のみのブレースが取り付くと、アイエスケー株式会社の「ISベース検討プログラム」で正しく検討できませんでした(ブレース軸力のデータの一部が書き込まれない場合がありました)。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 導入・基本操作編』
  • 『SS3 マウス入力 ファーストステップガイド』
  • 『SS3 マウス入力 解説書』
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計』
  • 『SS3 断面リスト編集機能』
  • 『SS3 登録済み鋼材リスト』
  • 『SS3限界耐力 入力編』
  • 『SS3限界耐力 計算編』
  • 『SS3限界耐力 出力編』

---[END]---


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