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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.33 → 新Ver.1.1.1.34(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2014/09/24

◆機能アップ
[鉄骨ブレース部材形状登録(メーカー製品)]において、アンボンドブレースおよびB-UPブレースに以下の製品を追加しました。
  • ・アンボンドブレース耐震タイプ:製品登録No.101~191
  • ・アンボンドブレース制振タイプ:製品登録No.101~152
  • ・B-UPブレース:製品登録No.101~122
鉄骨ブレース(メーカー製品)
[鉄骨ブレース部材形状登録(メーカー製品)]の[タイプ]において、"<1>X形"は選択できないようにしました。
鉄骨ブレース(メーカー製品)
ウルボンを使用したRC梁および柱について、最新の設計指針(平成25年10月版)に対応しました。
  • ・長期許容せん断力の計算において、Pwの上限を1.2%から0.6%に変更しました。
  • ・短期許容せん断力の計算において、Pwの上限を0.8%から1.0%に変更しました。
  • ・ウルボンU6は適用外のため、径より計算した円の断面積を採用するようにしました。
    (以前は旧指針による公称断面積(0.3[cm2])を採用していました)
[2.1剛性計算条件-1.耐震壁-耐震壁剛性計算における寸法のとり方]を追加し、柱心間を一つの壁として剛性を計算するか、構造心間を一つの壁として計算するかを選択できるようになりました。
剛性計算条件
[5 荷重-5.5 地震力計算用データ]において、入力項目の下限値を以下のように変更しました。
変更前 変更後
Co-1:標準せん断力係数(一次設計用) 0.20 0.01
Co-2:標準せん断力係数(保有耐力用) 1.00 0.01
地震層せん断力係数の最小値(Cimin) 0.05 0.01
[Co-1]に0.20未満の値、および[Co-2]に1.00未満の値を入力した場合、計算中のメッセージと終了時メッセージに以下を出力します。
  • ・「一次設計用の標準せん断力係数Co≧0.2となっていない。」
  • ・「保有耐力用の標準せん断力係数Co≧1.0となっていない。」
地震力計算用データ
[5.6 地震層せん断力係数及び水平震度の直接入力]の[5.6.1 一次設計用]~[5.6.8 副2剛床Y方向]の地震層せん断力係数Ci、水平震度kにおいて、0.001~0.049が入力できるようになりました。
地震層せん断力係数の直接入力
◆変更点
計算部
【剛性計算】
柱の剛域計算において、隅切りによって取り付く柱脚側の梁が考慮されていませんでした(柱頭側の層で、隅切り元に節点が存在しない場合のみ)。
【荷重計算】
荷重計算において、べた基礎で基礎スラブ内の小梁端が節点上にあるとき、小梁から伝達する接地圧の床荷重が誤って「2.4 節点重量表」の大梁に含まれていました。小梁から伝達する接地圧の床荷重は、小梁端の節点に取り付く大梁のQoに1/2ずつ振り分けるようにしました。
荷重計算において、[9.1 梁・小梁特殊荷重登録][9.4 柱特殊荷重登録]で荷重タイプ12または13を指定し、P2=0.000とした場合、計算中のメッセージ「ERROR:No.60 ###層、###フレーム、###軸で、大梁特殊荷重No.####のパラメータが不正である。」、「ERROR:No.79 ###階、###フレーム、###軸で、柱特殊荷重No.####のパラメータが不正である。」を出力するようにしました。
【応力解析】
応力解析において、[9.14 応力計算用特殊荷重登録]で荷重タイプ12または13を指定し、P2=0.000とした場合、計算中のメッセージ「ERROR:No.60 ###層、###フレーム、###軸で、大梁特殊荷重No.####のパラメータが不正である。」、「ERROR:No.79 ###階、###フレーム、###軸で、柱特殊荷重No.####のパラメータが不正である。」を出力するようにしました。
弾塑性解析において、セットバックにより梁に中間節点が存在する場合、分割された梁の中間節点側のフェイス位置は0とすべきところ、誤って他端のフェイス位置を採用していたため、不正な応力結果となっていました。
【断面算定】
SRC梁断面算定のせん断設計において、主筋を二段配筋にした場合、鉄筋コンクリート部分の設計用せん断力が正しく計算できていませんでした。(rMy(rMu)の計算において、主筋重心位置に二段筋を考慮していませんでした。このため、設計用せん断力が正解値より大きい値となっていました)
【自動設計】
柱脚自動設計において、アンカーボルトの軸断面積が丸めによって実際より小さい値で計算されていました。
柱脚自動設計のS造寝巻き柱脚の検討において、アンカーボルトのせん断応力度τが大きく許容引張応力度ftsが負値になる場合、ftsは0とすべきところ、負値のまま応力度の検討を行っていました。
柱脚自動計算のベースプレート圧縮側曲げモーメントMbの検討において、二隣辺固定の場合、固定版の長さL2の計算に誤りがありました。
X方向のL2の計算にはey、Y方向のL2の計算にはexを用いるべきところ、X方向加力の場合は、両方向のL2の計算にex、Y方向加力の場合は、両方向のL2の計算にeyを用いていました。
【保有耐力計算】
[保有水平耐力時の定義]を"<2>Ds算定時と保有水平耐力時をそれぞれ定義する。"とした場合、Ds算定時のすべての方向が正常に解析されたとき、保有水平耐力時が解析できた方向について[保有耐力計算]を解析済とすべきところ、Ds算定時のみ正常に解析された方向についても解析済としていました。このため、Ds算定時で正常に解析が流れた方向と流れなかった方向があった場合、計算条件等を変更し解析が流れなかった方向だけを再計算したとき、解析が流れていた方向の保有水平耐力時は解析が流れず、以前解析した結果が残っていました。
【せん断設計】
壁とブレースが混在している物件データにおいて、[12.6 柱脚形状]で"HIBASE NEO"を指定した場合、[せん断設計]の計算で、実行時エラーが発生することがありました。
構造計算書
構造計算書「4.8.1 応力計算用特殊荷重」の凡例において、"G"の説明に誤りがありました。
  • 誤)大梁・小梁
  • 正)大梁
出力部
入力データListおよびDumpにおいて、「(4)断面算定条件-2)RC部材-1.梁・柱QDの決定方法」のせん断強度式、「(4)断面算定条件-2)RC部材-3.柱」のMu算定式の参照先をセンター指針から技術基準解説書に修正しました。
  • せん断強度式
  • (変更前)<2>終局せん断耐力式<0.068>[センター指針式]
  • (変更後)<2>終局せん断耐力式<0.068>[技術基準解説書式]
  • (変更前)<3>終局せん断耐力式<0.053>[センター指針式]
  • (変更後)<3>終局せん断耐力式<0.053>[技術基準解説書式]
  • Mu算定式
  • (変更前)<1>atより求める。[センター指針式(6-3a~3c)式]
  • (変更後)<1>atより求める。[技術基準解説書(付1.3-10~12)式]
  • (変更前)<2>agより求める。[センター指針式(6-3d~3f)式]
  • (変更後)<2>agより求める。[技術基準解説書(付1.3-13~15)式]
結果出力「5.8 RC柱の断面算定-(1)計算条件」において、Mu算定式の参照先をセンター指針から技術基準解説書に修正しました。
  • (変更前)Muの算定は、ag(全鉄筋断面積)より計算した。
    センター指針(6-3d)~(6-3f)式参照
  • (変更後)Muの算定は、ag(全鉄筋断面積)より計算した。
    技術基準解説書(付1.3-13~15)式参照
  • (変更前)Muの算定は、at(引張鉄筋断面積)より計算した。
    センター指針(6-3a)~(6-3c)式参照
  • (変更後)Muの算定は、at(引張鉄筋断面積)より計算した。
    技術基準解説書(付1.3-10~12)式参照
[基本事項-基礎-基礎形式]を"<2>べた基礎"とした場合、[最下層二重スラブ]を"<2>する"から"<1>しない"に変更したとき、0層について以下の計算中メッセージが出力される場合がありました。
  • ・ERROR No.3 ###層、###軸、###軸で、多スパンに亙る床の形状No.が同じでない。
  • ・ERROR No.5 ###層、###軸、###軸で、床No.##の周りに梁が配置されていない。
  • ・ERROR No.6 ###層、###軸、###軸で、多スパンに亙る床の中に梁が配置されている。
  • ・ERROR No.7 ###層、###軸、###軸で、多スパンに亙る床の中に柱が配置されている。
終了時メッセージの出力において、[9.11 壁量・柱量補正データ]を入力した場合、「No.767 壁量・柱量を補正している。」を出力しますが、入力したAw、Aw’、Acの合計が0になるとき、メッセージが出力されませんでした。
終了時メッセージNo.756の内容を変更しました。
  • (旧)WARNING No.756:各層標準スラブ厚の値が、13cm未満になっている箇所がある。
  • (新)WARNING No.756:各層スラブ厚の値が、13cm未満になっている箇所がある。
マウス入力
マウス入力の平面図において、多スパンに亙る面材(壁、鉄骨ブレース、雑壁)の中間節点を隅切りしたとき、面材が分割されるべきところ、多スパンのまま描画されていました。
マウス入力の[部材配置-小梁-登録配置]において、連続した層や軸に同じNoの片持ち床が配置され、その一部の片持ち床の小梁をクリックして変更した場合、変更した小梁が正しく保存されないことがありました。
マウス入力において、3D図を表示させた状態で繰り返し印刷を行うと、建物が印刷されない場合があったのを修正しました。
ただし、プリンター(PDF作成ソフトを含む)の解像度が高い場合は印刷できないため、「印刷に失敗しました。このコマンドを実行するのに十分な記憶域がありません。」とメッセージを表示するようにしました。
入力部
入力項目[13.10 BF1の利用方法-BF1データリンク]において、最下層には節点がない位置の上層に節点があり、その節点に多スパンの梁が取り付いていると、BF1データが表示されない場合がありました。
作図部
3D作図において、特殊荷重リストを表示した状態で、特殊荷重の登録や配置を変更した後、3D作図のメニュー[表示-リロード]を実行しても、特殊荷重リストの表示が更新されませんでした。また、[リロード]を実行した後に特殊荷重リストをクリックすると不正終了していました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 マウス入力』
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3耐震壁、柱脚の自動設計 解説書』
  • 『SS3限界耐力 計算編』
  • 『SS3限界耐力 出力編』

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注意事項

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  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
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2014/09/24

SS3 Ver.1.1.1.34

ss3_11134.exe[75.5MB]

  • 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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