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Super Build/SS3アップデートファイル

更新内容

旧Ver.1.1.1.35 → 新Ver.1.1.1.36(VerUp対象Ver.1.1.1.5以上)
インターネットダウンロード : 2015/06/17

◆機能アップ
SABTEC技術評価を取得した6社(株式会社伊藤製鐵所、共英製鋼株式会社、合同製鐵株式会社、JFE条鋼株式会社、株式会社ディビーエス、株式会社富士ボルト製作所)の機械式定着工法に対応しました。
検定と結果出力
日立機材株式会社 ハイベースNEOに円形鋼管柱用の製品「EM型式」「GM型式」、H形柱用の製品「EH型式」「GH型式」を追加しました。
柱脚形状
◆変更点
計算部
【剛性計算】
S柱またはSRC柱に柱脚形状を配置すると柱脚部に回転剛性を考慮しますが、柱脚形状を配置した後で、層の追加を行い、柱脚部の下階にS柱またはSRC柱を配置し、かつ柱脚部の節点に梁が取り付かない建物形状に変更したとき、[12.6柱脚形状]画面を一度も開かずに解析を行うと、以前入力していた柱脚の回転剛性が考慮されていました。
【荷重計算】
SRCの梁に取り付くパラペットの重量について、SRCの単位重量で計算していたのを、RCの単位重量で計算するようにしました。
外部袖壁の重量計算において、外部袖壁の長さを正値で入力した場合、通り心を基点として認識すべきところ、構造心を基点として認識していました。
外部袖壁の重量計算において、構造心が外部袖壁内にある場合、外部袖壁による重量が正しく計算できていませんでした。
【ルート判定】
壁量の計算において、雑壁は L1≧45cm かつ L1≧0.3ho(L1:壁長さ)の場合はAw、それ以外はAw'に算入しますが、無開口の雑壁は、長さ(L1)がスパン中央までの2つの袖壁として扱い、開口部の高さhoは内法高さ(梁内間高さ)として判定すべきところ、hoに“内法高さ”から、さらに“上梁せい”を差し引いた値を用いていました。
【断面算定】
スーパーハイベース(GXシリーズ以外)を用いた柱脚の終局時(ルート1-2またはルート2)Quの計算において、本来、終局時の摩擦係数は0.5を用いて計算するべきところ、0.4で計算していました。
柱脚メーカープログラムリンク用に出力するckcal.csv において、ベースパックの*15-12R、
*17-12R、*20-09R、*20-12R、*25-09R、*25-12R、*25-16R、*30-09R、*30-12R、*30-16R、
*30-19Rの11製品を使用した場合、耐力式の分類は新耐力評価式とするべきところ、旧耐力評価式としていました。
【部材耐力計算】
[14.2.1計算条件-3.終局耐力2-柱危険断面位置採用方法]を“<3>方向毎で採用する”とした場合、柱のX方向の内法長さが0以下であっても、計算中のエラーメッセージ「ERROR No.10 柱の内法長さが0以下になっている。」が出力されませんでした。
柱脚の軸耐力において、スーパーハイベースの偏心タイプを用いた場合、X、Y方向の軸耐力の小さい方を採用するべきところ、方向ごとの軸耐力を用いていました。
【必要保有水平耐力】
増分解析において、[11.2 剛床仮定の解除]で地震力の扱いを“<1>節点に加力する”と指定した場合、その節点に作用する特殊荷重は増分荷重として扱いますが、1層の節点については初期応力に含めていました。
未崩壊部材による崩壊形の判定において、上下柱の一方に軸破壊が生じているとき、崩壊形が正しく判定されない場合がありました。
構造計算書
構造計算書「1.2.1 床伏図」において、片持ち床と入隅が混在している物件で、片持ち床の先端に100番のリブ(伝達考慮・重量なし)を配置した場合、入隅の先端部分が点線で描画されることがありました。
構造計算書「11.6.1 必要保有水平耐力と保有水平耐力比較表」において、比較表の途中で改ページされたとき、比較表の右上隅の罫線が一部欠落していました。
構造計算書「11.6.6 層の耐力比(BCR、BCP)」において、表内のタイトルが以下のように間違っていました。
  • 誤)Σ(min(1.5.Mpb、 1.3Mpp))[kNm]
  • 正)Σ(min(1.5Mpb、 1.3Mpp))[kNm]
構造計算書(その1)「§1.建築物の構造設計概要-(5)断面リスト-RC造・柱リスト」において、芯鉄筋dsX、dsYの単位を[mm]から[cm]に変更しました。
構造計算書(その1)「§1.建築物の構造設計概要-(5)断面リスト」において、RC梁、SRC梁、S梁、RC柱、SRC柱の表の上に記号説明を追加しました。
出力部
結果出力「4.4柱せん断力と負荷荷重の割合(Qc/CiW)」において、柱のせん断力Qcが3276.8[kN]を超えると、Qc/CiWの値が正しく出力されませんでした。
S造露出柱脚の断面算定結果出力において、検討内容に応じて必要な記号説明のみ出力するように修正しました。
マウス入力
マウス入力において出隅を配置するとき、節点に対して配置する方向に青色の長方形を描画しますが、配置先の節点がセットバックにより、隣の軸上に移動する場合、不正な形状で描画されていました。
マウス入力の3D図において、実寸描画した場合、柱頭側に取り付くブレースを常に梁の上端から下に60cmの位置に取り付くように描画していたのを実寸の梁のフェイス位置(下端)に取り付くように修正しました。
入力部
[2.1 剛性計算条件]の[7.柱軸変形用断面積(An)のとり方]または[8.柱軸変形用剛域のとり方]を<1>以外に変更後、[2.3 応力計算条件]のいずれかの値を変更し、[2.1 剛性計算条件]および[2.3 応力計算条件]を未入力から入力済にした場合、[7.柱軸変形用断面積(An)のとり方]および[8.柱軸変形用剛域のとり方]が誤って<1>と認識して応力解析が行われていました。
NCベースEXIIを使用した場合、柱板厚の制限チェックで適用範囲内であるにもかかわらず、演算誤差により柱脚製品名が入力画面に表示されない場合がありました。
円形鋼管φ-190.7の柱にNCベースEXIIを使用した場合、[12.6 柱脚形状-形状指定]の製品名に“M2-200-4S-24”が表示されませんでした。
[13.10 BF1の利用方法]において、“BF1データのパス”を“常にSS3データの中に置く”としている物件データをコピーした場合、コピーしたデータを“BF1データリンク”で更新すると、コピー前の物件データのパスに戻っていました。
[14.2.1 計算条件-7.部材種別の判定]において、[崩壊形判定のための曲げ用応力割増率]の下限値を“1.00”とし、デフォルト値を“1.10”から“1.00”に変更しました。
※既存データで、下限値を下回る入力がされていた場合、“1.00”に変換しWarningメッセージを出力します。
[14.2.1 計算条件-7.部材種別の判定]において、[崩壊形判定のためのせん断用応力割増率]の下限値を“1.00”とし、デフォルト値を“1.10”から“1.00”に変更しました。
※既存データで、下限値を下回る入力がされていた場合、“1.00”に変換しWarningメッセージを出力します。
[14.2.1 計算条件-7.部材種別の判定]において、[未崩壊部材の余裕度による破壊モード判定]のデフォルト値を“<1>しない”から“<2>する”に変更しました。
作図部
作図「Q-δ曲線」において、[指定]の[表示項目]で「ステップ」を選択したとき、ステップ上にマウスカーソルを移動すると「Q」や「δ」の値が表示されますが、[指定]の[各算定時]を“Ds算定時と保有水平耐力時”としたときは、保有水平耐力時の「Q」や「δ」の値が表示されませんでした。
作図のPDFファイル出力において、作図部内に複数の子ウィンドウが存在する状態でPDF出力すると、エラーが発生する場合がありました。
3D作図において、[1基本事項-17.基礎]の[最下層二重スラブ]を“<2>する”とした場合、1層に配置した応力計算用特殊荷重、節点補正重量が、[平面図 - 基礎スラブ層]にも表示されていました。
3D作図の特殊荷重リストにおいて、[9.1 梁・小梁特殊荷重登録]でタイプ10とした場合、Qoの矢印のが逆向きに描画されていました。
3D作図の特殊荷重リストにおいて、[9.1 梁・小梁特殊荷重登録]でタイプ10とした場合、左端モーメント、中央モーメント、右端モーメントを0.3乗した値で描画していたのを入力値で描画するようにしました。
3D作図の特殊荷重リストにおいて、[9.1 梁・小梁特殊荷重登録]でタイプ10とした場合、[表示設定-図・値-特殊荷重リスト-荷重図スケール]の[kN][kNm]の入力値が無効になるようにしました。
CSVファイル入出力
SS3→CSV項目選択(入力データ)において、[1基本事項-6.主体構造]で“<2>SRC”、“<4>CFT”が選択されており、かつ“<3>S”が選択されていない場合、[断面算定-SRC柱鉄骨形状配置]の登録数が必ず“0“となっていました。
[CSVファイル→新規データ]または[CSVファイル→SS3データ]において、[鉄骨鋼材]の[格子材]および[ラチス材]を同時に読み込んだとき、読み込むCSVファイルの[格子材]の最終Noより[ラチス材]の「最終Noから500引いたNo」(・・・①)が小さいと、[格子材]の①より大きいデータがすべて“0”で読み込まれていました。
CSV結果出力の[応力解析まとめ-設計応力(壁)]において、項目名の“壁脚”と“壁頭”の出力位置が逆になっていました。
CSV結果出力の[保有水平耐力結果-せん断設計(クライテリアのチェック)]において、<クライテリアのチェック ΣCMu/ΣGMu>の出力項目名が以下のように間違っていました。
  • 誤) 節点No.、 判定、方向、cMu上[kNm]、 cMu下[kNm]、gMu左[kNm]、 gMu右[kNm]、 cMu/gMu、 判定
  • 正) 節点No.、 方向、 cMu上[kNm]、 cMu下[kNm]、 gMu左[kNm]、 gMu右[kNm]、 cMu/gMu、 判定
解説書
別途計算機能である機械式定着の機能について説明した解説書『SS3 機械式定着 解説書』を作成しました。
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 CSVファイル入出力』
  • 『SS3限界耐力 計算編』

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注意事項

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2015/06/17

SS3 Ver.1.1.1.36

ss3_11136.exe[76.6MB]

  • 対象バージョンは、『SS3』Ver.1.1.1.5以上、『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上です。
    ご使用の『SS3』、『ライセンスマネージャ』のバージョンをよくお確かめの上、ダウンロードしてください。
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