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Super Build/SS3アップデートファイル

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旧Ver.1.1.1.6 → 新Ver.1.1.1.7(VerUp対象1.1.1.5以上)

インターネットダウンロード : 2009/12/16

◆変更点
計算部
荷重計算において、隅切りを指定した節点に片持ち梁を配置した場合、片持ち梁の自重および、この片持ち梁を介して節点に伝達される片持ち床などの床自重や荷重が無視されていました。
荷重計算において、[基本事項-構造心とのずれ]の指定により、片持ち梁の元端の構造心が柱断面の外にある場合、[部材形状登録-片持ち梁]で入力した等分布荷重Wによる荷重項の計算が不正でした。
梁の水平面内の剛性計算において、[2.1剛性計算条件-3.梁・柱Aの計算方法-せん断変形用と軸変形用との区別]を“<1>しない”とし、かつ[10.2剛度増大率-10.2.1梁]で増大率φAを0と入力したとき、梁のせん断変形用断面積は内部計算値を採用すべきところ、φA=0として計算していたため、断面積が0となっていました。
剛性計算において、雑壁周りの節点に上下移動が指定され、厚さ12cm以上の腰壁または垂壁が取り付くとき、柱の剛域が不正な値となっていました。
剛性計算において、雑壁周りの節点にセットバックが指定され、厚さ12cm以上の袖壁が取り付くとき、梁の剛域が不正な値となっていました。
剛性計算において、多スパンにわたる壁の付帯梁に中間節点が存在し、かつ壁厚が12cm未満のとき、中間節点周りの梁の剛域は0にすべきところ、中間節点から通り心までの距離の剛域が生じていました。
応力解析において、柱の回転がある建物で、最下層以外の支点に水平バネを指定したとき、不正な解析結果となっていました(当該節点が剛床解除していた場合は正常です)。
応力解析において、[9.14 応力計算用特殊荷重登録]で、荷重タイプ11~13のデータでP3を0としたとき、エラーメッセージを出力して計算を中断すべきところ、計算を続行して不正な解析結果となっていました。
保有水平耐力時の増分解析において、1ステップ目で指定層間変形角に達したとき、計算を中断すべきところ、計算を続行して保有水平耐力時の解析結果に不整合が生じていました。解析中に以下のメッセージを出力して解析を中断するようにしました。
「ERROR : No. 25 最初のステップで指定層間変形角に達したため、保有水平耐力を求めることができません。」
部材耐力計算において、柱の内法長さが0の場合、メッセージ「ERROR: No. 10 柱の内法長さが0以下になっている」を出力して計算を中断すべきところ、演算誤差により計算が中断されず、結果として不正な増分解析結果になることがありました。
部材耐力計算において、RC耐震壁のQuを計算するとき、[12.5 壁の配筋・鉄骨ブレース-12.5.1 壁]で材料が異なる鉄筋を交互に配筋した場合、σwhを鉄筋強度の平均値としていたのを、断面積で重み付けした平均値に変更しました。
基礎による応力の計算において、 [13 基礎関連データ-13.5 フレーム外基礎の配置]に連続した登録No.で入力していないとき、計算中にエラーが発生することがありました。
断面算定部
RC梁の断面算定において、ウルボンを使用し残留ひび割れ幅に基づく式で検討したとき、正負加力ごとのWo値を用いて短期せん断力QASを計算していたところを、正負加力のうち大きいほうのWo値を用いてQASを計算するようにしました。
ベースパックH形鋼用の断面算定において、柱強軸方向にブレースが取り付いたときのワーニングメッセージ「WARNING No.132 H-Fタイプの強軸方向にブレースを接合しています。」を廃止しました。
ベースパック I型,II型,円形,NTの断面算定において、軸力が適用軸力を超えたときのメッセージを変更しました。 (旧)「$$$$$$$の適用限界軸力を超えています。$$$$$$$は適用できません。」 ※“$$$$$$$”は製品名です。
(新) I型,II型,円形の場合 「WARNING No.135 柱脚に生ずる鉛直軸力が「BCJ評定-ST0093-03」の適用範囲を超えています。メーカーにお問い合わせ下さい。」
(新) NTの場合 「WARNING No.136 柱脚に生ずる鉛直軸力が「BCJ評定-ST0054-04」の適用範囲を超えています。メーカーにお問い合わせ下さい。」
S造梁の断面算定において、ジョイント位置がハンチ端よりも内側にある場合、ハンチ端の検討に中央の鋼材種別を用いるところ、端部の鋼材種別を用いていました。
RC接合部およびSRC接合部の終局時の検定(Ds算定時応力を用いる場合)において、初期応力として、断面算定の設計用応力を用いていましたが、応力解析結果の応力を用いるようにしました。
RCおよびSRC接合部の断面算定における崩壊形の判定を行うとき、梁が隅切りによって接合部の右側に取り付く場合、その梁の正加力時と負加力時の上端引張時Muと下端引張時Muを取り違えていました。
RC接合部の有効幅bjの計算において、梁が隅切りによって取り付く場合、梁幅が柱幅を超えても梁幅からbjを計算していました。
RC梁の付着の検討において、必要付着長さの検討(RC規準1999)において、必要付着長さldbを300mm以上としていたのを、ldbに梁有効せいdを加えた長さを300mm以上としました。
S梁の断面算定における横補剛の認識において、Lb1からLb4の間に位置する3次小梁の横補剛位置の計算で、左端側の構造心とのずれが余分に考慮されていました。
ベースパックI型、II型、NTの断面算定において、計算ルートが1-2、2、3、かつ負加力時のみ解析したとき、bQaの値が0と出力されていました。
S造露出柱脚の断面算定(終局時)において、アンカーボルト伸び能力なしで検討したとき、dt、dcの値を[cm]単位で表記していたところを、小数一桁まで出力して[mm]単位で表記するようにしました。
S造露出柱脚の断面算定(終局時)において、基礎柱の立ち上がり高さhを0[mm]としたとき、せん断によるアンカーボルト周辺部の圧壊と、せん断による立ち上げ部の剥落を検討しないため、ex、ey(アンカーボルト芯からコンクリート立ち上げ部端の距離)を出力しないようにしました。
RC梁の断面算定において、右端の断面算定位置における曲げモーメントがすべてのケースで0となる場合、本来決定ケースが空白で出力すべきところ、いずれかのケースが出力されるときがありました。
構造計算書
構造計算書の“分割-層軸指定”において、“伏図分割”の指定なしで“平面図分割”の指定をしていた場合、平面図の分割が不正でした。また、伏図の「4.3 固定荷重、積載荷重への追加荷重」においては、“伏図分割”と“平面図分割”が同じ指定のときのみ正しく分割されていました。
構造計算書「3.1メッセージ一覧」において、WARNINGメッセージ「No.823採用している設計ルートで、壁量・柱量の確認におけるAwが0となっている。」を、ERRORメッセージとして出力していました。
構造計算書「11.6.5 層の耐力比(BCR,BCP)」において、層の耐力が0にもかかわらず、ハイフン(“----------”)が出力されませんでした。
構造計算概要書
構造計算概要書「§8 保有水平耐力-【8.構造特性係数】」のQ値において、小数2桁目で四捨五入していたため、結果出力や構造計算書の結果と異なった値になっていました。
出力部
結果出力「3.4 部材応力-(2)応力表-6)梁の水平面内」において、ある層に多スパンにわたる梁が配置されていたとき、その層から下の層の梁が出力されない場合がありました。
結果出力「[2]準備計算結果-2.7 地震力」において、地下部分の地盤面の深さが20mを超えるとき、20mと出力すべきところ、0mになる場合がありました。
荷重計算において、計算中のメッセージ No.351とNo.354の両方に該当した場合、No.351が出力されていませんでした。
「WARNING No.351 ###層,###軸,###軸 で,床面が正しく認識できない。水平面として床荷重を計算します。」
「WARNING No.354 ###層,###軸,###軸 で,床あるいは,床組の積載荷重が0である。」
結果出力「7.3 必要保有水平耐力-(3)部材群の種別」において、「FA+FB+FC」の負担せん断力が負値になるとき、各種別の割合を“0.0%”と出力していました。
弾塑性解析のWARNING 11~14について、「長期応力」を「長期応力および応力計算用特殊荷重(地震力)」に訂正しました。
  • (旧)WARNING 11 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,梁が長期応力で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (新)WARNING 11 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,梁が長期応力および応力計算用特殊荷重(地震力)で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (旧)WARNING 12 ### 階,### 軸,### 軸 で,柱が長期応力で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (新)WARNING 12 ### 階,### 軸,### 軸 で,柱が長期応力および応力計算用特殊荷重(地震力)で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (旧)WARNING 13 ### 階,### フレーム,### 軸 で,耐震壁が長期応力で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (新)WARNING 13 ### 階,### フレーム,### 軸 で,耐震壁が長期応力および応力計算用特殊荷重(地震力)で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (旧)WARNING 14 ### 層,### 軸,### 軸 で,支点が長期応力で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
  • (新)WARNING 14 ### 層,### 軸,### 軸 で,支点が長期応力および応力計算用特殊荷重(地震力)で既にひび割れているのでBi-Linear にモデル化します。
マウス入力で配置した鉄骨の柱または梁の“登録形状”が未入力のとき、架構認識でエラーメッセージを出力すべきところ、計算が不正終了していました。
結果出力の「表紙」において、工事名が全角30文字(半角60文字)を超える場合、入力した文字によっては工事名が文字化けするときがありました。
作図部
立面図において、柱が存在しないフレームに配置したパラペットの色が不正でした。
入力部
[12.3 梁符号と配筋]の[一括指定]の“(4)鉄骨形状”において、「中央H」に負値で鉄骨形状を指定した場合、一括指定した符号No.の「中央H」の値が変更されていませんでした。(Ver.1.1.1.2からの現象です)
層・軸の追加・削除において、[11.1 支点の状態]のNo.530以降がデータ変換されず、不正終了する場合がありました。
[解析と結果出力]で設計用応力まで解析済のとき、“架構認識”と“断面算定”だけをチェックすることが可能でした。この状態で解析を行うと、解析中にエラーが発生したり、断面算定結果が不正な値になっていたため、“断面算定”などをチェックをつけたあと“架構認識”にチェックをつけたとき、その間の解析項目にもチェックがつくようにしました。
[2.3 応力計算条件]の「11.短期地震荷重時の解析方法」または「11.地震時損傷限界の解析方法」にアクセスキー(L)がついていませんでした。また、説明文の“<3>両加力”を“<3>両方向”に変更しました。
以下の入力画面において、テキストボックスでのダブルクリックによるオプションボタンの切り替えで、[Shift]キーを押しながらダブルクリックした場合は逆周りになるべきところ、[Shift]以外のキーでも逆周りになっていました。
  • [1 基本事項]
  • [1.19 構造計算ルート]
  • [2.1 剛性計算条件]
  • [2.2 荷重計算条件]
  • [2.3 応力計算条件]
  • [2.4 断面算定計算条件-1.共通事項]
  • [2.4 断面算定計算条件-2.RC部材]
  • [2.4 断面算定計算条件-3.SRC部材]
  • [2.4 断面算定計算条件-4.S部材]
  • [2.4 断面算定計算条件-5.SRC造鋼材選定]
  • [2.4 断面算定計算条件-6.S造鋼材選定]
  • [2.4 断面算定計算条件-7.接合部]
  • [4.1 標準使用材料]
  • [5.3 積雪荷重]
  • [5.4 風荷重]
  • [13 基礎関連-1.計算条件]
また、以下の入力画面では、[Shift]キーが機能していませんでした。
  • [5.1.1 標準仕上状態(RC・SRC)-0.標準仕上状態(RC・SRC)]
  • [5.1.4 標準仕上状態(S)-0.標準仕上状態(S)]
  • [5.5 地震力計算用データ]
  • [10.8 梁の水平面内の曲げ剛性・せん断剛性-1.標準値]
  • [10.9 仕口パネル-1.仕口パネルの計算条件]
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。
詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』

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2009/12/16

SS3 Ver.1.1.1.7

ss3_1117.exe[21.7MB]

  • 対象バージョンは、Ver.1.1.1.5以上です。
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