『SS21/IsolationPRO』の導入事例

株式会社構造計画プラス・ワン

ソフトウェア

『IsolationPRO』を使ってから、作業時間が圧倒的に減りました。

株式会社構造計画プラス・ワン

左側:金田 勝徳 様 右側:早稲倉 章悟 様

所在地:東京都千代田区  業種:構造設計事務所

主にどのような物件が多いでしょうか。

学校・病院・公共施設・老健施設・集合住宅等さまざまです。構造規模も戸建住宅から超高層までをモットーにさまざまな物件を設計しています。物件に合わせて『SS3』や『WRC』を利用しています。施主様のご意向などにより、免震構造や制震構造を提案することもあります。

一貫構造計算ソフトウェア『SS3』
▲一貫構造計算ソフトウェア『SS3』
壁式一貫構造計算ソフトウェア『WRC』
▲壁式一貫構造計算ソフトウェア『WRC』

ソフトウェアをご利用になったきっかけを教えてください。

あるとき、免震装置のデバイスメーカーと相談することがありました。その際、『IsolationPRO』の出力結果を確認する機会がありまして、出力が非常に分かりやすかったので記憶に残りました。その後、ある案件で施主様が免震構造を強く希望されることがありました。これまでは、『Microsoft® Excel®』を利用したりメーカーと協力したりしながら設計を行っていましたが、限られたスケジュール内で検討を行う必要がありましたので、『IsolationPRO』を導入しました。以前の記憶もありましたし、普及率も把握していましたので、悩まずに購入しましたね。

主な利用方法を教えてください。

今回の案件は、他社の一貫構造計算プログラムで上部構造を設計しました。その結果から反力や重量を『Microsoft® Excel®』で準備し、『IsolationPRO』にコピーアンドペーストしました。それ以降は、いろんなデバイスメーカーさんとの比較検討を行いました。最終的には『IsolationPRO』を利用しているメーカーさんと告示免震の検討をすることになりましたので、やり取りが非常にスムーズにできました。確認申請では、出力結果が分かりやすかったこともあり、ほとんど指摘がありませんでした。

具体的な導入効果を教えてください。

『IsolationPRO』を導入する前は、『Microsoft® Excel®』を利用した手計算で告示免震の検討を行っていました。物件ごとに『Microsoft® Excel®』の編集が必要で、一貫構造計算プログラムの軸力結果を入力し、免震装置の配置計画の段階でも『Microsoft® Excel®』に入力した情報を確認しながらの検討になりますので、非常に時間がかかっていました。また、免震装置の種類が変わる場合も『Microsoft® Excel®』の編集が必要となりますので、最適配置をすることが大変でした。『IsolationPRO』は、装置の変更が容易で面圧を満たすものを自動で選定してくれるので、作業時間が圧倒的に減りました。その他、手計算であればヒューマンエラーのリスクを気にする必要がありますが、プログラムであればその点は安心して設計することができますよね。計画変更におけるデバイスメーカーとのやり取りもタイムラグがなくなり、時間の短縮に繋がりました。また、プログラムを使用する立場でも出力結果は分かりやすかったです。サポートセンターに聞く必要がなく、すぐに理解することができました。最近は施主様も免震に興味を持たれている方が多くなってきました。『IsolationPRO』を導入したことで、今後は免震構造の提案が行いやすくなると思います。

面圧の検証結果
▲面圧の検証結果
出力結果(免震層の応答変位、せん断力分担率、偏心率の算定)
▲出力結果(免震層の応答変位、せん断力分担率、偏心率の算定)

本日は、ありがとうございました。

取材協力:金田 勝徳 様、早稲倉 章悟 様

会社概要

【 会社名 】
株式会社構造計画プラス・ワン
【 URL 】
http://sp-plusone.co.jp/
【 所在地 】
東京都千代田区
【 事業内容 】
建築物の構造設計、耐震診断、現場監理、建築物の構造に関するコンサルティング。

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