伏図軸組図出力ソフトウェア
Super Build®/SS7 Op.伏図軸組図
伏図、軸組図をDXF形式、JWW形式で出力する
オプションソフトウェア
『Super Build®/SS7 Op.伏図軸組図』(以下、『SS7 Op.伏図軸組図』)は、一貫構造計算ソフトウェア『Super Build®/SS7』(以下、『SS7』)のデータを基に、柱梁接合部の隠線処理・包絡、部材の境界線、部材端部の調整などを行った伏図・軸組図を作図して、DXF(*.dxf)またはJWW(*.jww)形式のCADファイルに出力するオプションソフトウェアです。
- ※「DXF」はAutodesk社が開発した図面交換ファイルとして一般的な共通フォーマットです。
- ※「JWW」はJw_cadにて保存・読み込みができるファイルフォーマットです。
1.『SS7 Op.伏図軸組図』の特長
『SS7』の平面図、立面図で作図されている内容に対して、柱梁接合部の隠線処理・包絡処理、部材の境界線、端部の調整などを自動的に行うことで、汎用CADにおける編集作業が大幅に軽減します。
『SS7』作図との比較
主な図化項目 | 『SS7』の作図・『Op.平面立面図出力』 | 『Op.伏図軸組図』 |
---|---|---|
柱、大梁、壁の接合部、基礎柱、基礎 | 隠線処理・包絡なし | 隠線処理・包絡あり |
壁、フレーム外雑壁、外部袖壁(伏図) | 壁同士は重なる | 壁の交差部を調整(壁の種別ごと) |
S造小梁の端部(伏図) ※「S大梁の小梁指定」を含む |
通り芯まで作図 線は重なる |
詳細設定で、次のどちらか
|
床、片持床、出隅床、入隅床の接合部 | 柱や梁と重なる | 柱や梁と重ならない |
床のハッチング(伏図) | 通り芯まで作図(大梁と重複) | 大梁の面まで作図 |
壁と柱、壁と梁が接続する線 (RC造 軸組図) |
実線 | 破線 |
傾斜部材の結合箇所 | 隙間やはみ出しが生じる | 隙間やはみ出しを解消 |
寸法線、軸線、フロアライン、軸名、層名、階名 | 特殊形状を考慮(線が煩雑) | 特殊形状を無視(線が単純) |
割り付け出力
複数選択した階やフレームを割り付けて一度に出力することができます。
割り付けの並びや図の間隔も指定でき、プレビュー画面でリアルタイムに出力イメージが表示されます。


詳細設定
項目ごとの出力指定、レイヤー、線種、フォント、文字サイズ、色が指定できます。物件ごとに前回の設定が自動的に記憶されるため、設計変更により出力し直す場合でも簡単に再現できます。

詳細設定の保存、読み込み
詳細設定の内容はファイルとして複数保存でき、別の物件での再利用や図面種類に応じた切り替え、他のPCへの移行などが容易です。また規定値として保存することで、デフォルトが設定できます。
『SS7 Op.平面立面図出力』と互換性があるので『SS7 Op.平面立面図出力』で保存していた設定内容を『SS7 Op.伏図軸組図』で引き続きご使用いただけます。
2.出力例





3.動作環境
OS | Microsoft® Windows® 11 / 10 日本語版(64bit版) |
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CPU | お使いのOSが推奨する環境以上 |
メモリ | 8GB(16GB以上を推奨) |
その他 | インターネットに接続できる環境 |