『Super Build/SS7』の導入事例

有限会社蔵工房設計事務所

ソフトウェア

構造計算のブランクが10年以上あった私でも『SS7』を使うことができました。

有限会社蔵工房設計事務所

木戸 岩夫 様

所在地:東京都中央区  業種:構造設計事務所

『SS7』をご利用になったきっかけを教えてください。

定年退職になってから構造事務所を始めました。最初は木造を主にやっていましたが、昔のお付き合いしている事務所さんから、なんとか複雑で大きなものもやって欲しいという声が増えてきましたので、一貫構造計算ソフトの導入を検討することになりました。以前に勤めていた会社で使用していたソフトが『SS3』でしたが、私自身は使ったことがありませんでした。そこで、元同僚や友人に聞いてみたところ、「『SS3』はシェアが高いし、サポートも充実しているので間違いないですよ!」と背中を押されました。早速ユニオンさんに連絡し、『SS7』をお試しで利用してみて使いやすいと感じたので、導入しました。これまで主に、マンション、工場、倉庫、住宅、福祉施設などで使用しました。これまで協力事務所にお願いしていた物件も対応できるようになったのは良かったですね。

『SS7』をご利用になって良かったところを教えてください。

建築にはずっと携わっていましたが、構造計算のブランクは10年以上ありました。そんな私が、いきなりソフトを導入して使うことができたのが1番良かったところです。不安はありましたが、まったく問題なく使えています。

仮定断面を符号の入った平面図と断面リストで意匠事務所に伝えることができるのも良かった点です。

『SS7』を用いた設計事例(マンション)
▲『SS7』を用いた設計事例(マンション)

応力図や柱・梁リストなどで検定比が色分けされて表示されるところも良いですね。余裕のあるところは出さず、0.98や0.8などが視覚的に確認できるのは、全体のバランスを見るのにわかりやすいです。

色分けによる検定比
▲色分けによる検定比

『SS7』が設計業務の効率化に繋がっている点を教えてください。

顕著なのは、杭、基礎まで検討してくれるところですね。杭の計算まで一連で行えることで設計期間は短くなりました。柱の下にドンピシャで杭を打てればいいのですが、偏心すると偏心モーメントが発生しますよね。上部構造も意匠の方で変更になったりして変わるとその組み合わせで全部を検討しないといけません。杭が水平力を受けたときの杭頭の曲げモーメントが中に入ってきます。いくつもの応力を複合して基礎梁の計算をします。何かちょっと変更になったらまた全部やり直しです。『SS7』だったら一回で終わるので、メッチャクチャ便利でした。メーカーの仕様を簡単に付け足すことができるのもありがたいですね。
また、スピード面で、計算速度が速く短時間で処理できるのは、まさに効率化に繋がっています。

基礎計算条件
▲基礎計算条件
杭の曲げモーメント図・せん断力図・変位図
▲杭の曲げモーメント図・せん断力図・変位図

サポートセンターはいかがですか。

電話での言葉のコミュニケーションは、ものすごくありがたいです。質問したりするのがメールのみというわけではありませんので、私のような古い人間としては、電話で対応してくれるのは、大変助かります。仕事をしていて、わからないことや行き詰まったときに相談している間に、100%の返答がすぐに返してくれなくても、解決のきっかけになっていることがあります。覚えるのは、インプットではなくアウトプットとよく言われますよね。口から出したり、書いたりすることで脳が活性化されて気づかされるということがあるので言葉のコミュニケーションは、ものすごくありがたいです。

最後にご意見・ご要望などあれば教えてください。

できることが多過ぎて、やりたい機能がどこにあるのか探すのが少し大変かなぁ。そんなときもサポートセンターに聞いてみます。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:木戸 岩夫 様

会社概要

【 会社名 】
有限会社蔵工房設計事務所
【 URL 】
http://www.kura.in
【 所在地 】
東京都中央区
【 事業内容 】
建築設計、建築構造設計、建物調査

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