『Super Build/SS7』の導入事例

株式会社 倉敷構造設計室

ソフトウェア

図面どおりに入力できるため、建築確認の質疑も少なくなりました。

株式会社 倉敷構造設計室

所在地:岡山県倉敷市  業種:構造設計事務所

ユニオンステムのソフトウェアを使われるようになったのはいつごろですか?

現在の所長が以前、某ゼネコンの構造担当だったのですが、その時に『SS3』を使っていたのがきっかけです。2009年に独立し事務所を立ち上げる際は、自然と『SS3』を導入する流れになりました。

建設地はどの辺りがメインですか?

岡山県や広島県、四国では香川県の物件が多いです。

どのような建物を設計されていますか?

地域柄もあり、高層は少なく3階くらいまでのS造が多いですね。RC造ではマンションや幼稚園などを設計しています。壁式構造の住宅もあります。ユニオンシステムさんの壁式一貫構造計算ソフトウェア『WRC』もよく使っています。
耐震診断も年に15~20件は扱っています。RC造やS造で、公共建物以外に民間の物件も診断します。新築も多く、住宅や企業のビル、広めの店舗も手掛けています。

『SS3』から『SS7』に書き換えを検討するとき、どんなところが気に入りましたか?

パンフレットを見て、1つの物件データ内で5つまで計算結果を残せ、かつ比較できる機能が便利そうだと思いました。でも実際に使ってみると、保存した計算結果データのどこを変更したのか覚えきれなくなってしまいました。結局、『SS3』と同じように物件データをコピーしてから、入力データを変更して使用しています。

『SS7』の物件データ内に保存する5つのデータは、計算結果だけでなく「計算した時点の入力データ」も保存しています。その5つの入力データはいつでも復元することができます。

それは知りませんでした。

多くのお客様に「便利だ」と評価いただいている機能なので、ぜひお試しください。「結果の一覧」というアイコンを開き、結果1~5から任意の結果を選択し「復元」ボタンを押すと、現在入力しているメモリ上のデータを、保存した計算結果の入力データと入れ替えます。その際1つだけ注意点があるのですが、計算後に変更した編集中の入力データは再度計算するまで保存されません。心配なときは「準備計算」だけでもいいので、計算してから保存されているデータを復元してください。ぜひ、一度『SS7』操作講習会にもご参加ください。

そのほか、気に入られた機能はありますか?

ダミー層の指定はよく使う機能です。柱の中間に庇があったり、屋根に段差が付いていたりする場合によく利用しています。例えば下屋がある場合、『SS7』では地震力(Ai分布)の計算を同一階として扱ってくれるので、建物の形状どおりにモデル化ができ便利です。
ブレースに関しても、多層にまたがるブレースや同一フレームの任意節点間に配置できるので、使いやすいです。残念ながらブレースを配置する建物が少なく、利用頻度は低いのですが。
応力図もよく使います。『SS3』より開きやすく、比較しやすくなったのでありがたいです。

入力全般の印象はいかがでしょう。

小梁が5次まで、各次の小梁も9本まで距離が指定できますので、建物の実状どおりに入力できるようになりました。図面どおりに入力できると、建築確認の際、質疑も少なくなります。
片持ち床では、傾斜が扱えるようになりました。屋根で軒の出が長い場合は気になっていたので、形状どおりに計算してくれるとスッキリします。
ジョイント位置や1本部材の指定が、マウス入力で視覚的に確認しながら作業できることも、ミスを防げていいと思います。通りを指定するゾーン配置形式だと、注意していても間違ってしまうことがありますから。耐震壁を判定するときも、壁の色が「濃いグレー=耐震壁」「薄いグレー=雑壁」と色分けされてわかりやすいですし、スリットが開口際にも指定できるようになって、入力しやすくなりました。
各部材の寄りもマウス入力でわかりやすくなりました。でも逆に『SS7』で入力できるようになったことで建築確認の際、「できるだけ実状どおりに入力してください」と指摘されることが増えたかもしれません。

結果の確認についてはいかがですか?

計算後のメッセージは、断面算定の結果でNGの場合はジャンプマークがついており、ダブルクリックするとその断面の結果をダイレクトに開いてくれるので確認しやすいです。柱と梁のマウス入力画面では、計算後に検定比が数値とともに色分けされて確認できる点も助かっています。断面を変更して再計算するシミュレーションが容易です。計算後に結果のツリーメニューが開くのも、目的の結果が選びやすくて気に入っています。

そのほか、気づかれた点はありますか?

計算が速くなりましたね。どのくらい速くなったのですか。

マルチスレッド対応により、保有水平耐力の4つのケースを並行して計算できることを含めると、少なくとも4倍以上は速くなりました。パソコンのハードディスクをSSDにしていただくとおおむね8倍以上になります。建物規模や解析条件によっては、15~20倍の差が出ることもあります。

サポートセンターのご利用状況は?

計算内容に関しては「Q&A」を読むことで、だいたい解決しています。エラーがかかってどうしても原因が分からないときは、サポートセンターに連絡しています。この間も『SS7』の新しいバージョンで旧バージョンのデータを開こうとしたとき、変換時にエラーのかかることがありました。サポートセンターで原因を調べた上で、変換できるデータに変更したデータを送ってもらい解決することができました。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:阿佐 賢 様、小倉 将弘 様
取材日:2020年2月

会社概要

【 会社名 】
株式会社 倉敷構造設計室
【 所在地 】
岡山県倉敷市
【 事業内容 】
建築構造設計・監理、建物の耐震診断

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