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Super Build/SS3アップデートファイル

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旧Ver.1.1.1.1 → 新Ver.1.1.1.2(VerUp対象 Ver.0.0.0.0以上)

インターネットダウンロード : 2009/04/22

* マウス入力、SS3限界耐力、Op.F1を含む

* 画像の設定値は、当社が推奨する値ではありません。物件に合った値を適宜、入力してください。

データ変換について
Ver.1.1.1.2未満のデータを開くときに「Ver.1.1.1.2で使用可能なデータに変換します。」とメッセージが出ます。
データが自動的に変更される場合は、データ変換時にWarningを出力しますので、内容を確認してください。
一度、新しいバージョンで変換したデータは旧バージョンに戻すことはできません。旧バージョンのデータを残す場合は、データ変換の画面で[はい]を選択してください。
SS3データ変換

最新評定を取得したISベースに対応するため、断面算定における適用鋼管を柱のF値によって判定するように変更しました。
柱脚の型式と、適用できる鋼管についての詳細は、アイエスケー株式会社にお問い合わせください。
なお、旧仕様の製品(Rシリーズ、平成18年仕様)を用いる場合は、従来どおり柱の鋼材種別によって判定を行います。

◆機能アップ
高周波熱錬株式会社「ウルボン1275」のBCJ評定-RC0220-03に対応し、ウルボンを使用した部材において、以下の変更および追加を行いました。
ⅰ) 地震時設計用せん断力の計算方法を変更
ⅱ) 残留ひび割れ幅に基づく短期許容せん断力の追加
ⅲ) 柱の終局せん断耐力(荒川式)に軸力の効果を追加
断面算定計算条件
アイエスケー株式会社 ISベースを BCJ評定-ST0112-03 に暫定対応し、限界軸力値とメーカー規定のせん断耐力値を変更しました。(一部の検討には未対応です) また、新しい型番 S151, S171, S501, S502, S503, S504, S551, S552, S553,S554 を追加しました。
梁および柱の符号を、層(階)毎で最大999個まで登録できるようにしました。(Ver.1.1.1.1は最大99個でした。)
梁および柱
[12.7.6接合部の形状指定]を追加し、RC接合部およびSRC接合部の検討における接合部の形状を直接指定できるようにしました。
梁および柱
ルート3で塔状比が4を超えているとき、以下の終了時メッセージを出力するようにしました。
「ルート3で塔状比が4を超えている。別途転倒の検討が必要です。」
梁の終局耐力計算において、スリット付き壁による腰壁・垂壁は考慮しないようにしました。
Ver.1.1.1.1では、[2.1 剛性計算条件-6.スリット壁付梁の剛性計算]で“<1>腰壁・垂壁・袖壁を考慮する”または“<2>腰壁・垂壁を考慮する”を選択していれば、終局耐力の計算においてもスリット付き壁による腰壁・垂壁を考慮していました。
また、片側スリットの場合、スリット側のみ垂壁・腰壁を考慮しないようにしました。
応力計算用特殊荷重配置において、風圧力および地震力の加力方向に対して直交方向に特殊荷重を配置できるようにしました。
梁および柱
構造計算書において、以下の対応を行いました。
ⅰ) 「外部袖壁」、「フレーム外雑壁」、「パラペット」に関する項目を追加しました。
ⅱ) 多剛床の出力に対応しました。
ⅲ)印刷物が一貫していることを確認できるように、フッタの右端に固有のIDを出力するようにしました。([一連計算出力]または[一連出力]したとき、IDを更新します。)
梁および柱
入力のみ可能なライセンス『Super Build/SS3入力ライセンス』に対応しました。
◆変更点
【入力部】
[2.4.2 断面算定条件-RC部材-1.梁・柱-QDの決定方法-割り増し率n]の入力下限値を、免振建物や評価物件に対応するため1.50から1.00に変更しました。また、1.50未満の値を入力したとき、終了時メッセージおよび構造計算[§3プログラムの使用-(1)メッセージ一覧]において、以下のエラーメッセージを出力するようにしました。
「RC梁柱の断面検定において、設計用せん断力QD算定用の割り増し率nに1.5未満の値を入力している。」
[2.4.7 接合部]の[短期許容応力度設計(RC部材)-短期時の検定]および[終局度設計(RC・SRC部材)-終局時の検定]において、“<1>しない”を指定したとき、それ以降の項目を入力不可にしました。
[2.6 荷重増分条件]の入力画面において、[剛床回転の拘束]の説明文が、[11.6 剛床部の回転拘束]になっていました。正しくは[11.4 剛床部の回転拘束]です。
[5.3 積雪荷重]の入力において、[積雪の単位重量]、[断面算定に考慮する係数]の入力下限値を以下のように変更しました。
  • 積雪の単位重量:0 → 20[N/cm/m2](政令第86条第2項)
  • 断面算定に考慮する係数 δ1:0.00 → 0.70 δ2:0.00 → 0.35 δ3:0.00 → 0.35
    (政令第82条第二号)
[5.4 風荷重]の入力において、[速度圧の低減率ω]、[基準風速Vo]の入力下限値を以下のように変更しました。
  • 速度圧の低減率ω:0.10 → 0.50 (政令第87条第3項)
  • 基準風速Vo:0 → 30.0[m/s](政令第87条第2項)
[5.5 地震力計算用データ]の入力において、地域係数Zによっては、[地下階水平震度]が0.05未満となる場合があるため、入力下限値を0.05から0.00に変更しました。
[12.6 柱脚形状]において、鉄骨柱の種別がBCP235およびBCP325のとき、ジャストベースJEⅠ型 J150,J175,J200,J250が選択できませんでした。
[12.6 柱脚形状]において、ISベースを選択するとき、柱が角形鋼管であっても円形鋼管用の製品が選択可能だったのを修正しました。
【マウス入力】
大梁のダミー部材に対してミラー指定をできないようにしました。
小梁の登録配置で、片持ち床、入隅に配置した小梁が変更できない場合がありました。
3次小梁を比率で配置(スパンで負値入力)したとき、正常な範囲であっても3次小梁が赤色で描画される場合がありました。
片持ち梁の方向を決める操作途中でグリッド入力に切り替えると、不正終了していました。
梁選定結果読み込みで、主筋最低本数が無効になっていました。
隅切りを指定している箇所に、隅切り元と隅切り先を逆に指定できないようにしました。
応力計算用特殊荷重で、基準階の節点に最下階の特殊荷重が表示されていました。
スパン・階高の追加・訂正で、誤差により、入力したスパン・階高と異なる値になることがありました。
【計算部】
架構認識において、節点が1つも生成されていない層が存在した場合、以下のエラーメッセージを出力して、解析を中断するようにしました。
“ERROR : No. 80 ### 層 に部材が1つも配置されていない。”
梁数または壁数が32,767を超える物件を解析した場合、架構認識でエラーメッセージを出力すべきところ、不正終了していました。
無開口の三方スリット付き壁上側の梁の剛性は、内法高さの1/2の長さの垂壁があるものとして計算していたのを、内法高さの垂壁があるものとして計算するよう変更しました。
梁および柱
多スパンにわたる壁の付帯梁に、直交梁が取り付くことによって中間節点が存在する場合、中間節点から開口までの剛域は0としていましたが、一本の部材と同様にその中間節点から開口までの距離を梁端からの剛域として計算するようにしました。
梁および柱
材軸に対して25°以上傾斜するハンチをもつ梁が最上層に配置された場合、梁の右端の剛域が正しく計算されていませんでした。
また、材軸に対して25°以上傾斜するハンチをもつ梁が最下層に配置された場合、梁の左端の剛域が正しく計算されていませんでした。
片側のみに片持ち梁が取り付き、かつ、小梁を配置した片持ち床に、先端リブを負値で配置し先端に等分布荷重を作用させた場合、本来、先端に作用させた等分布荷重のうち小梁から片持ち梁までの分を小梁と片持ち梁で半分ずつ負担すべきところ、すべて片持ち梁で負担していました。
両側に片持ち梁が取り付かない片持ち床で、片持ち小梁のみ配置されている場合で、荷重伝達方向が大梁に平行な一方向版であるとき、片持ち床荷重による大梁の荷重項が正しく計算できていませんでした(荷重を余分に加算していました)。
壁の配置数が多くなると、応力解析の途中でエラー終了することがありました。
高強度せん断補強筋KSSの短期許容せん応力度を590[N/mm²]から585[N/mm²]に変更しました。(各メーカーで値が異なるため、最小値を採用するようにしました。)
ウルボンを用いたRC柱の断面算定において、せん断補強筋比の最小値の判定に用いるPg(柱の全主筋断面積のコンクリート断面積に対する比)を、本来、ag(柱の全主筋断面積)を用いて計算すべきところ、[2.4.2 RC部材-3. 柱-Mu算定式の選択]の“<1>atより”とした場合、2×at(柱の引張鉄筋断面積)を用いて計算していました。
ウルボンを用いたRC柱の断面算定において、Pwがせん断補強筋比の最小値を下回った場合、柱頭柱脚でせん断補強筋比の最小値が異なるときでも、必ず柱脚の値をワーニングに出力していました。
芯鉄筋を入力しているRC柱Muの計算において、「RC柱Muの算定式」を“<1>構造規定 at 式”としていた場合、芯鉄筋の位置を考慮した計算となっていませんでした。
芯鉄筋を入力している柱については、“構造規定 at 式”が指定されていた場合でも、“構造規定 ag 式”を採用して計算するように変更しました。
SRC柱の断面算定において、主筋を断面積入力した場合、断面算定計算中に不正終了したり、計算が流れたとしても不正な結果になることがありました。
RC接合部の断面算定において、隅切りによって取り付く梁の幅を正しく出力していませんでした。
RC接合部の短期時の検討において、接合部に取り付く柱に一本部材の指定があり、かつ、一部の階に耐震壁が取り付き、柱のQDが計算されない場合、本来、「ERROR : No.233 柱QDが計算されていません。」を出力すべきところ、「WARNING:No.650  設計用せん断力が強度を超えている。」が出力される場合がありました。
RC接合部の終局時の検討において、接合部の設計用せん断力QDju(=Tu+Tu’-Qcu)の計算値が負値になる場合、QDjuを0としていました。QDjuは絶対値を採用して終局せん断強度との比較を行うようにしました。
SRC接合部の断面算定において、接合部の直交方向に軸振れした梁が取り付く場合や隅切りの梁が取り付く場合に、Bb、mBd、sBdが正しく計算できていませんでした。
RC接合部およびSRC接合部の終局時の検討において、接合部に取り付く梁の断面算定が省略されている場合に「ERROR : No.231  梁断面算定が行われていないため計算できません。」を出力すべきところ、X方向またはY方向について、接合部に取り付くすべての梁の断面算定が省略されている、かつ、梁が柱の主軸方向に対して傾かずに取り付いているときはメッセージが出力されませんでした。
一本部材を指定した柱が取り付くRC接合部およびSRC接合部の終局時の検討において、[2.4 断面算定条件-7.接合部-6.終局時の検定]で“<3>する(Ds算定時応力を用いる)”とした場合、一本部材を考慮しない柱頭柱脚の曲げ応力と一本部材を考慮した部材長からQcuを計算していました。Qcuを下柱柱頭と上柱柱脚のせん断応力の平均値とするようにしました。
S造の柱が取り付くRC接合部およびSRC接合部の終局時の検討において、[2.4 断面算定条件-7.接合部-6.終局時の検定]で“<3>する(Ds算定時応力を用いる)”とした場合、S造の柱の部材長を0として曲げ応力からQcuを計算していました。Qcuを下柱柱頭と上柱柱脚のせん断応力の平均値とするようにしました。
S梁、S柱梁接合部パネルの断面算定において、風荷重時または地震荷重時による応力が、判定式(直交加力時)>(加力方向時×比率)を満たす場合、直交加力時の検討を行いますが、[解析と結果出力-断面計算ケースの指定-風圧力による応力]を“<2>考慮しない”と指定しても、風荷重時の応力を考慮して判定していたために、誤って直交方向加力時の検討を行うことがありました。
S造柱・梁部材の終局耐力の計算において、H形鋼ウェブ部分のF値はウェブ厚から決定(厚さが40[mm]を超えるかどうか)すべきところ、フランジ厚からF値を決定していました。
以下のハイベースエコを、柱がSM490およびSN490級であっても適用内としました。
  • EJ150-4-24 EJ175-4-24 EJ200-4-24 EJ200-4-30 EJ250-4-24
    EJ250-4-30
  • EJ300-4-30 EJ350-4-30 ER200-4-24 ER250-4-24 ER300-4-24
    ER350-4-30
柱脚の断面算定において、演算誤差を低減する改善を行いました。
弾塑性解析において、長期で支点(水平)が降伏している場合にエラーメッセージを出力するようにしました。
特殊荷重が作用する付帯柱に対し、未崩壊部材の余裕度による破壊モードの判定を行ったとき、演算誤差が原因でエラー終了する場合があったため、必要保有水平耐力以降の計算精度の改善を行いました。
部材種別の判定において、未崩壊部材が崩壊形に至る曲げ余裕度αMとせん断余裕度αQの比較によるせん断破壊の判定は、加力方向と直交のフレームに配置した梁では検討しませんが、誤って隅切りした梁について検討し、せん断破壊と判定される場合がありました。
部材種別の判定において、未崩壊部材の余裕度による破壊モード判定時の梁のαQの上限値を9999としていたのを撤廃しました。
ベースパックNT S3型を使用したとき、Y方向のDs値を割り増していませんでした。
継手の設計において、鉄骨せいHの3乗が 65,536の倍数となる場合(例えばH=640[mm]など)、計算が行われず、不正な結果が出力されていました。
【構造計算書】
右の余白を5mmとして印刷した場合、表紙などの表において、右線が印刷されない場合がありました。
「表紙-プログラム使用契約者」のデフォルトを“ユニオンシステム株式会社”から空白に変更しました。
[12.5.1 壁]が入力済みの状態で[6.3 壁]で壁を追加した場合、「§1. 一般事項-(4)断面リスト-壁リスト」に、追加した壁が出力されませんでした。
「§1. 一般事項-(4)断面リスト-梁」において、“左端・右端”の補足説明について、“立面図”を“略軸組図”に変更しました。
「§4. 荷重・外力の条件-(6)風圧力」において、[5.4 風荷重]の[風荷重の考慮]を片方向だけ考慮し、[速度圧の扱い]を“<2>直接入力”とした場合、風荷重を考慮しない方向の[速度圧の扱い]が“<1>自動計算”(淡色表示)となっているとき、不要な“基準風速”が出力されていました。更に[風力係数の計算]をXY方向共に“<2>直接入力”とした場合、不要な“外圧係数”と“内圧係数”が出力されていました。
「§6. 応力解析」「§11. 保有水平耐力」画面の“直交方向フレームを含める”にチェックを入れていても、直交方向フレームが出力されませんでした。
[11. 支点の状態]でY軸を範囲指定していた場合、「§6. 応力解析-(1)架構モデル図-5. 支点条件」のY軸が正しく出力されていませんでした。
保有水平耐力の検討結果で逆せん断や極めて微小な水平変位が発生したとき、「§11. 保有水平耐力」を出力するとエラー終了する場合がありました。
「§11. 保有水平耐力-(3)構造特性係数Dsの算定-6. Ds値算定表」において、βu が“0.001”以下の場合、βuが空白で出力されていました。
また、「柱・梁群」「耐震壁群」「ブレース群」「合計」に出力される“Q”の値について、小数点第2位で四捨五入していたのを、小数点第2位以下を切り捨てて出力するようにしました(解析結果出力に合わせました)。
基礎形式を“ベタ基礎”とし、最下層を“二重スラブ”とし、小梁特殊荷重を基礎層に配置している場合、「§4. 荷重・外力の条件-(8)その他の荷重」を出力したとき、エラーが発生する場合がありました。
また、エラーが発生しなくとも、節点の特殊荷重を1層に配置しているとき、1層だけでなく基礎層にも出力されていました。
[12.2.10 接合部パネルの補強]を入力していても、「§15. エコーデータ」に「1.12 (2) 10) 接合部パネルの補強」が出力されませんでした。
【構造計算概要書】
§2 【3. 積雪荷重】、【4. 風圧力】において、積雪荷重、風荷重を計算していない場合“本建物の場合該当しない”と出力していたのを、“プログラムでは計算していないため設計者が記載すること。”と出力するようにしました。
保有を計算しない物件において、「§8 保有水平耐力」のタイトル文字列の先頭に余分な全角スペースが入っていました。また、フォントサイズが12.0ptになっていました。
【出力部】
[解析と結果出力-荷重ケースの指定]を削除しました。
[結果出力-ページ設定-1ページ内行数]の任意行の行数に82以下を指定した場合、次回起動したとき83になっていました。
[15. 部材耐力直接入力関連]の各項目の登録数の合計が32,767を超えた場合、[入力データの出力]画面を開く際、実行時エラーが発生していました。
1度も解析していない限界耐力計算のデータで、[入力データの出力]を行うと、出力結果のヘッダのプログラムタイトルが『SS1(改)』になっていました。
入力データ出力の[12]断面算定 (7)部材の条件等 3)端部断面算定位置において、改ページ後のヘッダに出力される「左端」「右端」、「柱頭」「柱脚」の文字位置がずれていました。
入力データ出力の[8]部材形状配置 (5)片持ち梁、(6)片持ち床・出隅・入隅、(7)基礎自重、(8)パラペットにおいて、データ数が多い場合に改ページの判断に誤りがあり、出力するスペースがあっても改ページされることがありました。
入力データリスト「1.6 部材形状登録(7)小梁」において、[6.12  片持ち床]のリブで負値入力した鉄骨鋼材が出力されていませんでした。
[結果出力]の[出力指定の登録]を行ったデータフォルダの物件データを閉じた後、続けて[出力指定の登録]を行っていないデータフォルダの物件データを開くと、[出力指定の登録]が登録済みのように表示され、[呼出]をすると、実行時エラーが発生していました。
[解析と結果出力]の処理No.で“-30”や“-31”を入力すると、実行時エラーで不正終了していました。
結果出力「2.5 概算軸力」「2.10  節点毎の地震用重量」において、節点重量や概算軸力を絶対値で出力していたのを、符号付きの値で出力するようにしました。
結果出力「4.13 長期軸力比」において、算出方法を“<1>NL/[α{β・Fc(BD-ag)+σy・ag}]”とした場合、鉄筋の強度入力で入力した鉄筋については、以下のように誤ったσyで計算した値を出力していました。
  • 10倍した基準強度で計算していました。
  • [材料強度に対する基準強度の割り増し率]を“鉄筋強度入力用”でなく“主筋用(梁・柱)”で計算していました。
RC柱およびSRC柱の断面算定結果出力において、二軸曲げで検討したとき、結果出力のワーニングメッセージに記述されるPt値とPw値が小数第1位までしか出力していなかったのを、小数第2位まで出力するようにしました。
S柱の断面算定の結果出力において、長期設計用曲げモーメントを「ML’」と表記するようにしました。
S造露出柱脚の断面算定結果出力において、“pτu”の記号説明の単位は[N/mm²]とすべきところ[cm²]になっていました。
作図、3D作図、および、結果出力「7.4 せん断設計-(4)Qu/Qm」において、RC耐震壁の終局せん断耐力を荒川式とした場合の引張側の判定を、耐震壁のフェイス位置の曲げモーメントで行うべきところ、耐震壁の壁脚端部の曲げモーメントで行っていたため、誤ったQuの値になることがありました。
テキストブラウザで結果ファイルを表示した際、「長期軸力」を検索すると、「[4]応力解析のまとめ」の「長期軸力」だけでなく、断面算定結果の記号説明の「長期軸力」にもジャンプしていました。
【作図部】
3D作図において、特殊荷重を表示している状態で[項目]-[特殊荷重リストの表示]が無効になる場合がありました。
3D作図において、設計用応力のQ値とN値が重なって表示される場合があったため、重ならないように改善しました。
[11.1  支点の状態]で[鉛直・水平の別途指定]を“する”とした場合、3D作図で「初期応力を含める」として保有水平耐力の応力図を表示した際に、鉛直用の支点の状態を表示するようにしました。
作図の平面図において、片持ち床の先端リブを負値入力し、片持ち床に小梁を配置した場合、先端リブの番号表示位置が中央になっていませんでした。
作図の平面図、立面図および構造計算書の略伏図、軸組図において、ミラー配置された梁の符号名に“-”をつけるようにしました。
作図の応力図において、柱および梁の剛域が投影図になっていませんでした。隅切りや軸振れ、セットバックにより斜め方向となった部材について、剛域を実長で描画していました。
作図の部材種別・せん断設計結果において、[指定]画面の[部材種別]チェックボックスが“FD・WD”とあるべきところ、“FC・WD”となっていました。
【CSVファイル入出力】
CSVの新規作成において、49階を超えるデータに対応しました。これまでは「作成できません。」とメッセージが表示され読み込めませんでした。
CSVファイルから新規データを作成すると、柱脚のバネ定数値がゼロになっていました。
[梁符号と配筋][柱符号と配筋]の登録数の合計が1,000を超えているCSVファイルで新規作成を行うと、[12.3  梁符号と配筋]、[12.4 柱符号と配筋]の画面を開く際にエラー終了していました。
マルチディスプレイ環境において、CSVファイル入出力の新規作成画面やメッセージ表示ウィンドウが、常にプライマリ画面に表示されていたのを修正しました。
CSV結果出力において、Ds算定時および保有水平耐力時の梁の水平面内の応力に、誤って梁の捩れ応力を出力していました。
【その他】
入力画面([5.3  積雪荷重])、入力データリスト、計算結果、構造計算書の出力において、積雪の単位重量の単位を技術基準解説書の表記([N/cm/m²])に統一しました。
ただし、構造計算概要書については、国交省告示第817号の第一号様式に従い[N/(m²・cm)]とします。
VistaでAeroのとき、タスクバーの設定の「ウィンドウプレビュー」を有効にしている状態で、ウィンドウプレビューにプログラムのメイン画面を表示させてから表形式入力画面を開くと、以降、常に最前面に表形式入力画面が表示されていました。
『SS3』が既に起動中のときに『SS3』を起動させようとした場合、「本ソフトは複数起動できません。」のメッセージを表示し、起動中の『SS3』がアクティブになるようにしました。
メイン画面のステータスバーの「略称」と「フォルダ名」の表示幅が狭かったため、指定によっては文字が途中で切れる場合がありました。メイン画面のウィンドウサイズによって、表示幅が変わるようにしました。
[1. 基本事項]で[軸の追加・削除], [層の追加・削除]を行った場合、[4.2 コンクリート],[14. 限界耐力計算&保有水平耐力関連データ], [床・小梁]の自動設計-断面検定範囲指定の階スパン形式と表形式の入力データが、変更されていませんでした。
※マウス入力の[軸の追加・削除], [層の追加・削除]は、問題ありません。
[別途計算機能-床・小梁の自動設計]のRC小梁の断面検定結果出力において、Fc,fc, fsの値を、常に“0.0”と出力していました。出力のみの不具合です。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、S造根巻きとS造埋込みを検討したとき、fcを基礎梁のFcで計算すべきところ、必ず上層のFcと基礎梁のFcのうち小さい方の値で計算していました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]のベースプレートの計算結果において、wmaxとPだけ値を出力する際に、重力単位値からSI単位値に変換するときの重力加速度を常に10.0としていました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、柱脚が配置される柱の部材数が999を超えた場合、エラー終了していました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]において、柱脚の符号数が26を超えた場合、入力シート(リブプレート、ベースプレート・アンカーボルト、根巻き部分、埋込み部分)が正しく表示されない場合がありました。
[別途計算機能-柱脚の自動設計]のリブプレートの検討において、リブプレートが無い状態ならAとAeを空白で出力するところ、不定な値を出力していました。
杭の断面算定において、応力値が大きい場合(327.67t以上)に、正しくリンクされませんでした。
Dyo(Dynamicオリジナルコマンド)ファイルに出力するスケルトンデータに、誤って保有水平耐力時の結果を出力していたのを、Ds算定時の結果を出力するようにしました。
また、保有水平耐力時の結果は別のDyoファイルに出力するようにしました。
  • X1.dyo, X2.dyo, Y1.dyo, Y2.dyo ・・・ Ds算定時
  • X1h.dyo, X2h.dyo, Y1h.dyo, Y2h.dyo ・・・ 保有水平耐力時
それぞれ、X方向正加力、X方向負加力、Y方向正加力、Y方向負加力の結果です。
[16. 最大登録数の変更-9. 断面算定1-ダイアフラム形式]にフォーカスがある状態で上矢印キーを押すと実行時エラーが発生していました。
[データの転送と消去]で、「フォルダ」をダブルクリックすると、「ドライブ」にフォーカスが移っていました。
【解説書】
以下の解説書において追記および修正を行いました。
詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 『SS3 導入・基本操作編』
  • 『SS3 マウス入力 解説書』
  • 『SS3 入力編』
  • 『SS3 計算編』
  • 『SS3 出力編』
  • 『SS3 構造計算概要書作成支援機能 説明書』
  • 『SS3 CSV ファイル入出力』
  • 『SS3 耐震壁,柱脚の自動設計 解説書』
  • 『SS3 3D作図 解説書』
  • 『SS3 限界耐力 計算編』

---[END]---


注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、ソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合メンテナンス』ご契約者様です。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2009/04/22

SS3 Ver.1.1.1.2(一括アップデート)

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