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旧Ver.1.1.1.9 → 新Ver.1.1.1.10(VerUp対象Ver.1.1.1.9)
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◆機能アップ
2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書の質疑(Q&A)の No.42-③の対応として、S造露出柱脚の立ち上げ部のせん断力による剥落の検討はアンカーボルトがせん断力を負担するときのみ行うようにしました。

剥離の検討

2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書の質疑(Q&A)の No.50 の対応として、柱はり接合部内に通し配筋した大梁主筋の検討を行えるようにしました。

柱はり接合部通し配筋
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継手材料で、F8T・F14Tを選択できるようにしました。合わせて、継手断面を直接入力する場合において、フランジ添板幅・フランジはしあき・ウェブ添板高さ・ウェブはしあきを指定できるようにしました。

継手断面を直接入力
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梁の保有耐力横補剛の検討において、他端をピンとした梁では端部に横補剛を設ける方法のみで検討を行うようにしました。
べた基礎接地圧による応力計算において、接地圧の採用方法を追加しました。
[13.1.基礎計算条件-1.基本事項-8.基礎梁の応力-べた基礎接地圧の採用方法]
  • 床割範囲の図心の値
  • 床割範囲の最大値

接地圧の採用方法
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基礎の付着検討において、RC規準2010に対応しました。
柱主筋に使用できる高強度の鉄筋材料として、東京鉄鋼株式会社の「USD590」を追加しました。
高周波熱錬株式会社の「ウルボン1275」において、以下の対応をしました。
  • 使用できる径にU11.8を追加しました。
  • 場所打ち杭専用としてU15・U17に対応しました(杭断面の他、杭のモデル化用として柱でも採用可)。
東京鉄鋼株式会社の「パワーリング785」を使用したRC柱において、Ds算定時に塑性ヒンジが発生し、軸方向応力度が0.35Fcを超える場合、通知メッセージ「A1190 高強度せん断補強筋を使用した柱において軸方向応力度が0.35Fcを超えているため、副帯筋が必要です。」を出力するようにしました。
日本鋳造株式会社の「NCベースP」において、以下の対応をしました。
  • PS,PCシリーズの4本タイプを追加しました。
  • PK,PMシリーズの4本タイプと「NCベースExⅡ」を旧製品に変更しました。
  • PKシリーズの4本タイプが柱F値365[N/mm2]に対応していたのを廃止しました(かわりにPSシリーズで対応)。
  • 一部の製品で最大柱板厚をカタログ上の値にしていたところを評定で規定値に変更しました。
マウス入力において、以下の改善を行いました。
  • デッキ床の符号は、[7.11.床]と[7.12.片持床]とで共通ですが、それぞれに分別しました([7.12.片持床]と[7.13.出隅床]とは共通です)。
  • 床の種類において、“RC床”を“床”に名称変更しました。
  • [5.5.積雪荷重の増減率]で、床に傾斜がない場合でも屋根形状係数の初期値を表示するようにしました。
  • [7.2.大梁]の[断面-コンクリート-荷重剛性用(中央)]で入力後、[Del]キー(初期値に戻す)を押した場合、[(左右)]に[荷重剛性用(中央)]の入力した値になっていました。[(左右)]も初期値に戻るようにしました。
  • 平面図 [7.6.外部袖壁-傾き] 先端移動、[7.9.片持梁-傾き] 左右、立面図 [7.9.片持梁-傾き] 上下、[7.12.片持床-傾き・優先度] 先端移動において、大梁から角度を取得して、入力値に反映できるようにしました。

マウス入力角度の取得

  • 平面図・立面図でドラッグ中に、キーボードによる画面移動ができるようにしました。
  • 平面図・立面図のツールバーで、層(階)、フレームを切り替える際にイメージ図を表示できるようにしました。
  • マウス入力の層選択のコンボボックス等にダミー層を示す矢印を表示するようにしました。

マウス入力イメージとダミー層
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  • [7.13.出隅床]のLx、Lyをボタンにし、配置リストと参照表示に対応しました。

マウス入力出隅床参照表示

  • [環境設定-マウス入力]タブに「マウスホイールの上回転で拡大、下回転で縮小にする」の項目を追加し、ホイールの回転による動きを変更できるようにしました。

マウス入力ホイール

  • 作図設定の[符号]タブに「符号の背景を塗りつぶす」の設定を追加しました。

マウス入力符号背景オンオフ
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[4.1.標準使用材料-1.コンクリート・鉄筋-コンクリート材料の登録]のE(ヤング係数)において、小数点以下2桁まで入力できるようにしました。
出力部および作図部において、以下の改善を行いました。
  • 構造計算書、入力データ出力、結果出力,添付資料、シート出力の断面リストにおいて、配置していない符号の断面は出力しないようにしました。
  • 構造計算書、シート出力、入力データ出力の断面リストにおいて、コンクリート、鉄骨、鉄筋などの材料を必ず出力するようにしました。
  • 構造計算書に「4.5.積雪荷重-4.5.2.積雪荷重の増減率」を追加し、積雪荷重の増減率を出力するようにしました。
  • 構造計算書に「4.6.風圧力-4.6.3.風力係数」を追加し、床面と壁面の風力係数を出力するようにしました。
  • シート出力「3.17.座屈長さ」において、筋かいの水平力負担率βによる修正を考慮した座屈長さ係数、座屈長さ、細長比を表示するようにしました。
  • 結果作図「1.1.応力図(一次)」の特殊荷重リストにおいて実際に作用する方向でリストを作図するようにしました。
  • 3D図において、空(背景)の画像に実写を追加しました。また空も印刷できるようにしました。

マウス入力背景
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  • 3D図において、部材上で右クリックして該当する平面図や立面図を表示できるようにしました。
  • 3D図において、基礎と杭の符号の表示を追加しました。
◆変更点
入力部
全般において、荷重ケースおよび解析ケースの「常時」を表すケース記号を"L"から"G+P"に変更しました。
[7.1.柱(柱脚)]において、符号ごとの柱種別の強度よりも標準使用材料の柱種別の強度の方が高いとき、角形・円形鋼管にベースパック,NCベースP,NCベースEX2を配置すると型名の選択リストが誤った内容になる場合がありました。また、[4.5.鉄骨材料(階-部位別)]を考慮していませんでした。
[7.1.柱(柱脚)]の検定比ウィンドウにおいて、RC柱の場合は二軸曲げの検定比を出力すべきところ、円柱の場合は一軸曲げと二軸曲げの大きい方の検定比を出力していました。
[2.8.終局耐力計算条件-3.RC 終局耐力-10.高強度せん断補強筋使用部材-スーパーフープ785以外]を“荒川式”に変更したとき、リバーボン785の保証設計での割増率が両端ヒンジ1.10、その他1.20(梁)、1.25(柱)となっていました。
計算部
[架構認識・準備計算]
付帯柱がCFT柱であっても耐震壁と判定していました。
柱脚にメーカー製品を指定し、柱脚製品の型名が指定されていないときに、準備計算で不正終了していました。
剛性計算条件で、鉄筋・鉄骨を剛性に考慮するとしても、壁筋が標準径(青文字)となっている場合、壁筋が剛性に考慮されていませんでした。
耐震壁の剛性計算において、耐震壁周りで節点同一化の指定が行われていると、付帯柱が認識されていませんでした。
Y方向に配置された外部袖壁が、梁の剛域計算に考慮されていませんでした。
柱の寄りや梁のレベル調整により、通り心(またはFL)が柱・梁面と開口端部位置から外れる(一致を含む)場合、剛域長さは壁端位置から計算すべきところ、柱・梁面から計算していました。
柱自重の節点への伝達において、梁天端間で1/2ずつ節点へ伝達する際に、節点から梁天端までの重量を正しく伝達できていませんでした。
荷重計算において、[2.2.荷重計算条件-6.鉄骨重量の割増率-S柱]で“0.00”とするなど梁天間の柱自重が“0”となる場合、基礎柱重量も“0”となっていました。
梁の端部の位置に小梁が取り付く床組みにおいて、床割り計算が正しく行われない場合がありました。
フレーム外雑壁の厚さを0としたとき、考慮すべきではない仕上重量を考慮していました。
フレーム外雑壁の荷重計算において、伝達割合φの演算誤差により、本来伝達されるべき梁に荷重が伝達されない場合がありました。
地盤に伝わる水平力の計算で用いる概算軸力において,上下方向に同一化された節点が上層にあった場合,その節点の節点重量を二重に拾っていました。
風荷重の速度圧の自動計算において、地表面粗度区分をⅣとしたときのZGの係数が550のところ500となっていました。
[応力解析・ルート判定・設計応力]
GL層以下で剛床がつながるツインタワー形状の場合において、GL層以下の層が正しく認識できず、シート出力「5.17.水平力分担」の出力において特定の階の結果が表示されない場合がありました。
[11.1.偏心率等の省略部材-11.1.2.柱]において、X軸の指定を“全”とした場合、Y軸の指定が無視され対象階の柱全てを省略部材としていました。
[11.1.偏心率等の省略部材-8.節点]において、指定した節点に複数の梁が取り付く場合に1つ目の梁のみ省略対象となっていました。
[10.応力-10.6.水平剛性の算定方法-3.壁]において、耐震壁にならない壁がある場合に指定箇所を正しく認識できないことがありました。また、個別指定で“全”を使用した場合、増分解析で不正終了することがありました。
層間変形角の判定において、PH階と一般階との境界層にダミー層が従属しており、かつ、PH階と一般階をまたぐ柱部材が最大層間変形角となるとき、PH階の柱として判定していました。
ルート2の筋かいのβによる応力割増しにおいて、梁軸力に対して割り増しが考慮されていませんでした。
鉛直ブレースの水平分担率βおよび剛節架構の応力割増しにおける耐震壁のせん断負担率の計算において、負担したせん断力を地盤に流れる水平力を含めた層せん断力で除していました。また、剛節架構の応力割増しを階ごとで計算する場合の「ΣQE(当該階の剛節架構に属する柱の負担水平せん断力の和)」に、付帯柱の直交せん断力の成分が含まれていませんでした。
剛節架構の応力割増しにおいて、一本部材指定した柱の柱脚側で計算された割増率が他の階にも適用されていました。
[断面算定]
ジョイント位置の算定において、通り心と構造心が一致せず、かつ傾斜した部材で、通り心と構造心のズレの補正が大きくなっていました。
RC柱および鉄骨未入力のSRC柱にとりつく梁の鉄骨継手位置が、柱心からではなく通り心からの位置となっていました。
端部に設ける横補剛の検討において、端部をピンとしたときMyを超える範囲が0のため、検討が不要なところ、必ず検討していました。
継手において、「SCSS準拠」としていた場合、「582×300×12×17」、「650×300×12×16」、「692×300×13×20」の断面で、解説書(計算編)に記載されている注記が考慮されずnFが表のとおりとなっていました。
CFT柱において、断面算定以外でCFT柱の相互拘束効果の判定に用いる柱の座屈長さに、筋違による水平負担率βによる修正が考慮されていませんでした。
S造露出柱脚の断面算定において、アンカーボルトがせん断力を負担しないとき、σt≦ftoをチェックすべきところをσt≦ftsでチェックしていました。
S造露出柱脚の終局時断面算定において、圧縮軸力が作用している状態で柱の柱脚部が降伏していた場合、Ds算定時曲げ応力 > 柱脚Mu となってNGになることがありました。
S造露出柱脚とSRC非埋込み柱脚が混在する場合に、S造露出柱脚の終局時断面算定表にSRC造非埋込み柱脚の結果を空白で出力していました。
根巻き柱脚の終局時の断面算定において、曲げ降伏先行の確認とQu式の適用範囲の確認だけ行うところ、存在応力と耐力の比較を行い不要なメッセージ(W0760,W0761)を出力していました。
S接合部の断面算定で、bML・bMRを柱面での曲げ応力とすべきところ、節点位置の応力となっていました。
コンクリート断面のハンチがある梁の断面検定において、右端側の断面検定位置が柱面となる場合に、演算誤差により梁断面が正しく認識できていない場合がありました。
ウルボン1275を使用した柱・梁の許容せん断力の検討で、軽量コンクリートを使用していた場合にfsが通常コンクリートの0.75×0.9倍となっていました。
RC梁、RC柱の断面算定表において、不要なメッセージ(W0639、W0640)が出力される場合がありました。
RC規準2010の安全性確保による付着の検討において、長期の検討を行わないようにしました。
計算条件によりRCまたはSRC接合部の断面算定を行わない場合でも、RCまたはSRC接合部に関するメッセージが出力される場合がありました。
SRC接合部の断面算定において、形状自動認識にS梁を考慮するようにしました。
SRC接合部の断面算定において、柱の鉄骨形状をT形としている場合に弱軸方向のsCdが正しくありませんでした。
SRC接合部の断面算定において、mCd(柱の主筋間距離)に上階の柱の主筋間距離を採用していました(保証設計時は問題なし)。
断面算定表において、Pwの値を切り上げていたのを、切り捨てして出力するようにしました。
[基礎関連]
上階柱がダミー柱の場合、基礎の偏心距離が正しく計算できていないことがありました。
杭基礎の基礎スラブ根入れ部分の水平力分担率αの計算において、αは水平力の分担率であるため、本来、負値にはなりませんが、誤って負値として計算していました。αの下限値は0となるようにしました。
杭の引き抜き力の計算において、引き抜き力の算定式は常に告示式を採用していますが、地盤データの上下限値には支持力用に指定した設計指針の規定を採用していました。
べた基礎の断面二次モーメントにおいて、長方形の長辺方向で正しく計算できない場合がありました。
[部材耐力計算]
終局せん断耐力式を荒川式とした場合、軽量コンクリートを使用した部材耐力が0.9倍されていませんでした。
柱危険断面位置採用方法を「XY方向で長い方を採用する」としていたとき、内法長さが0以下となってもX1008のメッセージが出力されず解析が流れることがありました。
[保有耐力計算]
増分解析において、「X429 層せん断力分布の直接入力において、直接入力する階と自動計算する階が混在しています。」のメッセージが出力されても増分解析を中断していませんでした。
[15.1.2.層せん断力分布]において、最下階から0が連続し途中の階から0以外を入力した場合に、直接入力値と自動計算値との混在が認識されませんでした。
保有耐力接合を満足しないアンカーボルト伸び能力なしの露出柱脚とメーカー柱脚が混在する場合、柱梁群種別の判定において、当該階の柱梁群種別がDにならないことがありました。
保証設計において、柱頭(または右端)の危険断面位置が節点位置のとき、演算誤算よって危険断面位置が部材から外れた位置と判断され設計用せん断力が0.0kNとなることがありました。
保証設計において、一本部材を指定した柱の柱頭側、梁の右端側のせん断耐力直接入力が正しく認識できていませんでした。
SRC柱の保証設計において、内蔵鉄骨に鋼管を利用したときのΣMu/l'を求める際、一本部材が指定された範囲の一番下階側の柱の部材長が一本部材を考慮した柱全長の半分より短い場合、柱頭側で鉄骨断面情報の取得時に不正終了していました。
SRC接合部の保証設計において、接合部に取りつく下階柱が柱脚RCの場合、鉄骨断面が正しく認識されずjsMuが正しく計算できていませんでした。
保証設計の出力において、Pwを切り上げて出力したいたのを切り捨てして出力するようにしました(必要Pwは除く)。
S柱座屈耐力のクライテリアの検討において、座屈長さに考慮する筋かいの水平力負担率βが正しく計算できていない場合がありました。
【構造計算書・結果出力・作図】
構造計算書コメントの入力画面において、空白などでインデントを用いたとき、出力とフォントが異なるため、出力のコメントとレイアウトが変わっていました。
構造計算書および結果出力,添付資料において、当該項目だけを単体で出力した場合に、総ページ数が正しく出力されない場合がありました。
構造計算書「1.4.断面リスト」において、以下の変更点があります。
  • 梁、柱において、かぶり(またはdt1)および帯筋を一度入力した後、削除(本数を0)としても、初期化が正しく行われず、出力されていました。
  • 柱、鉛直ブレースにおいて、角形鋼管を用いた場合、鉄骨断面がr=0かつt1=t2の場合に、t1,t2それぞれ出力していました。
  • 柱において、芯鉄筋がない場合(本数が0)でも、入力データで芯鉄筋の鉄筋径が異なっていると柱頭と柱脚でリストをわけていました。
  • 独立基礎、独立杭基礎において、初期化ミスにより、一部の符号において、指定していない鉄筋材料が出力される場合がありました。
構造計算書「4.8.1 応力計算用特殊荷重」、入力データリスト「7.4 応力計算用特殊荷重」において、柱の応力計算用特殊荷重を多層にまたがる柱に配置した場合、ダミー階を含む柱は柱脚側しか出力されていませんでした。ただし、他の柱によって出力できる場合はダミー階を含む柱であっても出力されます。
構造計算書「5.3 節点重量」、「6.1.4 剛床の指定」、結果作図「応力図(平面図)の変位量,剛床解除,多剛床」について、鉛直方向の節点同一化を行った場合、移動先の節点と同じ軸位置に、移動先の値を出力していました。
構造計算書「6.応力解析-6.3.水平荷重時-6.3.3.分担率」において、主体構造により壁の負担率とブレースの負担率のいずれかを出力していたのを、主体構造にかかわらず、どちらも出力するようにしました。
構造計算書の応力図において、凡例の支点反力の記号が間違っていました。
構造計算書および結果出力,添付資料の露出柱脚の断面算定表において、柱脚アンカーボルト検討式を”鋼構造接合部設計指針”とした場合の記号説明で、”qby”とすべきところ、”qpy”としていました。
構造計算書「12.基礎・地盤」において、架構図の回転にチェックを入れており、構造計算書「12.2.基礎反力図」もしくは「12.3.1.独立・布基礎接地圧分布図」の結果がない場合、レイアウトが崩れる箇所が発生する場合がありました。
結果出力,添付資料「§9 部材耐力-9.1 終局耐力表-(6) 支点」の記号説明において、「計算条件により、降伏を考慮しない場合は空白とします。」が出力されていました。
出力指定画面で[前回の指定]を呼び出して出力する場合、入力データ出力において、前回出力時に無効(禁止マーク)だった入力項目が、今回出力時には有効であっても、出力されませんでした。
入力データ出力において、以下の変更点があります。
  • 「6.6.2 耐震壁の指定」において、“<3>投影長さ×投影高さ”を指定しても“等面積”と出力していました。
  • [7.12.片持床]、[7.13.出隅床]において、デッキ床のみを登録しており、かつ登録データと登録データの間に空行が存在する場合、誤ってシート出力「2.6.17.片持床」を出力していました。
  • 「12.7.1 地盤符号の登録」において、2層地盤とした場合に、どの符号においても、上層厚の値が1つ目の符号の値となっていました。
シート出力において、以下の変更点があります。
  • 層や軸の追加、符号の並び替えを行った場合に、層やフレーム、軸、符号について、初期表示の並び順や並び替えを行ったときの順番が正しくない項目がありました。
  • 「5.18.浮き上がりのチェック」において、浮き上がり耐力を考慮せずに*の表示判定をしていました。
  • 「10.7.終局耐力(支点)」において、 一次二次ともに浮き上がりの考慮を "しない"としているときに耐力の結果を出力していませんでした。
  • 「3.12.部材剛性(水平ブレース)」と「3.13.部材剛性(任意配置水平ブレース)」において、ヤング係数の出力桁数の最大を9999.9から9999.99に変更しました。
  • 「3.17.座屈長さ-3.17.2.柱 自動計算」において、GA・GBが3桁になると空白となっていました(出力のみの問題です)。
結果作図「1.1.応力図(一次)」において、以下の変更点があります。
  • 特殊荷重リストの印刷([印刷プレビュー-印刷設定]で“特殊荷重リストを印刷する”を指定したとき)において、片持床の周囲に配置した特殊荷重がリストに表示されていませんでした。
  • 計算が準備計算しか終わっていない状態で作図設定画面を表示するとケース選択が正しく表示されませんでした。
  • 水平方向の支点反力図を逆向きに作図していました。
  • 応力計算用特殊荷重の「加力時」で 0:両加力, 1:正加力, 2:負加力 それぞれを指定した特殊荷重を1つの節点に指定すると、誤った方向で描画していました。
  • 印刷すると特殊荷重図の○枠が荷重番号とずれた位置に作図される場合がありました。
  • 細長比λにブレースの水平力負担率βによる修正を考慮した値を出力するようにしました。
  • 一枚の壁に複数の土圧が入力されるとパラメータの値が重なって作図されていました。
結果作図において、以下の変更点があります。
  • プロパティの「断面」タブの表示内容を3D図のプロパティと合わせました。
  • 平面図において、S柱の背景は鉄骨の図を少し大きくして描くところ、基礎柱があった場合、基礎柱よりも大きいサイズで背景の図を描いていました。
  • 平面図において、床を配置できる箇所で床周りの柱がすべて鉛直方向の節点の同一化が指定されているとき、節点の同一化する前の箇所に吹き抜けが出力されていました。
  • 「1.2.浮き上がりのチェック」において、浮き上がりを考慮 "する" としたとき、* の表示判定(浮き上がりが生じたかどうかの判定)を行っていませんでした。また、浮き上がりを考慮 "しない" としたとき、浮き上がり耐力を考慮せずに * の表示判定をしていました。
  • 「1.4.設計応力図」において、[柱曲げモーメント割増率の上限設定]を”する”としていた場合、設計応力図で柱中央の設計用曲げモーメントの描画が正しくないことがありました(作図のみの問題)。
  • 「1.6.応力図(二次)」において、特殊荷重リストを表示していた場合に、印刷プレビューで特殊荷重リストが出力されていませんでした。
  • 「1.6.応力図(二次)」において、S柱の柱脚と柱脚部が同じステップで曲げ降伏した場合,柱脚のヒンジしか作図されず、柱脚部のステップ数に"チ"という記号が表示されていませんでした。
  • 「1.9.Qu/Qun図」において、右上に出力される解析終了要因が耐力低減のケースの場合でも低減でないケースの内容となっていました。
  • 「8.6.土質柱伏図」において、フレーム外杭の「基礎底面の位置」を『SoilBase2008』データの基点からの深さとして作図していました。
3D作図において、梁が90度近く回転し、かつ上下の傾斜がついた場合に梁が正しく作図できていませんでした。
【その他・リンク】
フローティングしたツリーメニューでAlt+f4を押すとツリーメニューが消えていました。
出力ファイル名に半角カンマが含まれる場合、出力ファイルの削除および名称変更が正しくできませんでした。
入力CSVにおいて以下の項目名を変更しました。
  • 計算条件のtab名に付いている番号を廃止しました。
  • 「name=断面算定条件-RC部材 tab=柱・梁・接合部」
    「付着の検討」→「付着の検討(RC規準)」
    「カットオフまでの長さ」→「カットオフ余長」
  • 「name=地盤符号」
    「ボーリングデータ」→「SoilBase2008データ」
  • 「name=保有水平耐力計算条件」「tab=保証設計1」
     「柱定着筋長さ」→「柱カットオフ余長」"
入力CSVおよび結果CSVのファイルをエクセルで開くと日付けなどが変わってしまう場合がありました。このような場合、先頭に半角スペースを付加することで値が変わらないようにしました。
例)4/2 → 4月2日、(123) → -123
Dyoファイルの出力用の計算において、曲げ変形量を計算する際に用いる対象階のモーメントをMiに加えるところ、Mi+1に加えていました。
『SS3』で基礎を配置したあとにその節点を削除すると、『SS7』へリンクする際に『SS3』側で認識していない基礎の配置データをリンクする場合がありました。
【SS7 Op.積算】
[16.1.計算条件と標準配筋]画面 - 6.標準配筋データ4(片持梁・小梁) - 1.片持梁、2.小梁の鉄骨材料のデフォルト値を"SN400B"から"SS400"に変更しました。
壁、外部袖壁、フレーム外雑壁、パラペットの符号ごと集計表において、同じ符号の部材一つ一つの数量を足しわせるべきところ、符号で一つ代表の部材の数量を部材数倍していました。そのため、同一符号でも形状が異なる部材がある場合は、符号ごとの集計が正しくありませんでした。各階集計、全体集計には影響ありません。
壁、外部袖壁、フレーム外雑壁、パラペットの鉄筋量の計算において、径1と径2に同じ鉄筋を指定した場合、鉄筋本数が半分になっていました。
【SS7 Op.柱梁断面リスト】
「項目割り当て」で識別名小に「空欄」を選択した状態でDXF出力を行うと、プログラムが不正終了していました。
「項目割り当て」で挿入を行うと、最下行の項目が無くなることがありました。
梁リストにおいて、DXF,JWW出力時に図中主筋本数を断面図の左側に出す際の描画位置の計算が間違っていたのを正しい位置になるよう修正しました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。詳しくは各解説書の更新履歴を参照してください。また、メッセージに対する説明を記載した『SS7 メッセージ編』を追加しました。
  • 『SS7 入力編』
  • 『SS7 導入・基本操作編』
  • 『SS7 計算編』
  • 『SS7 メッセージ編』
  • 『SS7 出力編(計算書)』
  • 『SS7 出力編(画面)・結果CSV出力』
  • 『SS7 入力データCSV出力』
  • 『SS7 Op.積算』
  • 『SS7 Op.柱梁断面リスト』
  • 『登録済み材料製品リスト』

---[END]---


注意事項

  • 本ソフトウェアをご使用になる前に、pdfファイル重要事項の説明書pdfファイルソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、重要事項の説明書とソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
  • アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
  • インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
  • ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build 総合メンテナンス』ご契約者様です。
  • ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
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2018/09/10

SS7 Ver.1.1.1.10

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ご注意

『SS7』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.1.10へのアップデートになります。
『SS7』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.1.10のセットアップになります。
『ライセンスマネージャ』Ver.3.11以上が必要です。

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2018/05/15 Ver.1.1.1.9 更新内容 ss7_1119.exe
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2018/02/15 Ver.1.1.1.8 更新内容 ss7_1118.exe
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