『Super Build/SS7』の導入事例

JSC 株式会社

ソフトウェア

入力画面が見やすいので、お施主さんへのプレゼンにも使っています。

JSC 株式会社

車田 様

所在地:東京都渋谷区  業種:コンサルティング・エンジニアリング

貴社の概要と主な業務内容を教えてください。

スポーツやエンターテインメント向けの「LC(ローコスト)アリーナ」の企画開発や運営を行うコンサルティング企業です。2017年4月20日、日本建築構造センター株式会社からJSC株式会社へ社名変更しました。「JSC」は、以前使用していた「Japan Structure Center」の頭文字から取りました。常に「建築のプロフェッショナル集団として何ができるか」を考え、行動しています。
当社の構造設計のノウハウをベースにして、社会ニーズに特化した事業部門を立ち上げ、いち早く対応できる体制を整えています。現在、主軸の事業部門として「アリーナ建設本部」があります。

弊社プログラムをご利用になったきっかけを教えてください。

2005年のことですが、『SS1』を利用して複数の物件を入力する必要が出てきました。そこで当時のユニオンシステムさんの営業担当者に相談したところ、『SS1』を導入することになりました。初めて使用するので操作方法が分かりませんでしたが、営業担当の方に付きっきりで対応してもらい、何とか入力することができました。その後、『SS2』『SS3』とバージョンアップしていき、現在の『SS7』は2019年に書き換えました。

『SS7』の主な利用方法や導入効果について教えてください。

入力がとてもしやすいので、計画案件の仮定断面の算出や積算などに活用しています。対象は、ロングスパンや吹き抜けなどの構造を持った体育館や店舗など鉄骨造の低層物件が多いです。
『SS7』をお施主さんへの説明に使うケースもあります。その時は3D図を見てもらっています。平面図や立面図を見てもらうより、3D図の方がお施主さんも分かりやすいため、利用させてもらっています。

3D図
▲3D図
3D図
▲3D図

具体的に『SS7』の良かった機能などを教えてください。

先ほどの話と被りますが、『SS7』の入力画面(平面・立面・3D図)の見やすさが素晴らしいと思います。プログラムの利用方法は、仮定断面を算出する際にまず応力に見合うような断面を入力していきます。次に仕口部をチェックし、整理します。それから図面(伏図や軸組図)で確認し、おかしな箇所がないかチェックします。その際は、色々な寸法のものを利用するのではなく、断面サイズを揃えることで経済的な設計になるよう考えて入力しています。『SS7』は断面サイズに関しても、より正確にきれいに描画されているので、視覚的にとても分かりやすくなっていると思います。
『SS7 Op.積算』の機能は必ず使用しています。弊社には意匠設計部もあるので、計画案件の入力をしている段階でボリュームなども気にしながら設計を進めています。たとえばロングスパンの物件だと、地中梁をどのように配置するかによって、ボリュームが大きく変わってきます。
 色々な条件で入力している物件データを、それぞれ積算して比較しています。以前、『SS3』を利用しているときは『積算』を使用していました。『SS7』に移行後は『SS7 Op.積算』として簡単に積算が利用できるようになったので、非常に便利だと感じています。

『SS7 Op.積算』部位別集計表
▲『SS7 Op.積算』部位別集計表

設計業務の効率化が図れた機能などを教えてください。

基礎設計のときに今までは『Super Build/BF1』というアプリケーションを使っていましたが、『SS7』では一連で基礎まで設計できるようになりました。データの整合性などのチェックもなくなり、とても便利になったと思います。
『SS7』では、結果を5つまで保存できるようになりました。さまざまな条件のデータを数多く作るため、とても重宝しています。複数のデータを比較する際、以前は入力データをCSVファイルに出力していましたが、『SS7』には「入力データ比較」の機能があるので、よく活用しています。詳細表示をすれば、入力データの異なる箇所が赤く色づけられて表示されるのでとても分かりやすく、業務の効率化に役立っています。結果の数が10個くらい保存できるようになれば、もっと嬉しいです。

1つの物件で計算結果を5つまで保存
▲1つの物件で計算結果を5つまで保存
入力データ比較
▲入力データ比較

弊社のwebページやサポートセンターの対応についてご感想をお聞かせください。

webサイトの「Q&A」はよく利用させてもらっています。『SS7』の「Q&A」の数も多くなってきましたね。使い始めたころは『SS3』とは異なったワーニングメッセージなどで戸惑いもありましたが、「Q&A」も活用しつつサポートセンターに質問しながら対処してきました。サポートセンターからは速やかに回答をもえらえるので、とても助かっています。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:車田 様

会社概要

【 会社名 】
JSC 株式会社
【 URL 】
http://www.japansc.com/
【 所在地 】
東京都渋谷区
【 事業内容 】
・LCアリーナのコンサルティング・設計・施工・運営
・建設コンサル事業

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