『Super Build/SS7』の導入事例

株式会社 アステック一級建築士事務所

ソフトウェア

入力時間の短縮、操作性の良さで『SS7』を選びました。

株式会社 アステック一級建築士事務所

森松 義雄 様、坂井 宏次 様、金井 知城 様

所在地:広島県広島市  業種:総合設計事務所

貴社で扱われる建物に変化はありますか?

ゼネコン設計部の実施設計が業務の8割程度を占めている状況は、今も同じです。残りの2割は、直接建築設計を請け負っています。建物用途は相変わらず多様です。マンションやオフィスビル、店舗や工場、格納庫、風力発電所などもあります。構造種別では、最近はSRC造が減り、S造が7割近い比率です。CFT造や「RC造+S造」といった混合構造も増えてきました。

『SS7』を導入されたきっかけを教えてください。

入力時間の短縮につながるかもしれないと思ったからです。立体駐車場の設計は、以前はA社の任意形状立体一貫計算ソフトを使っていましたが、今はすべて『SS7』で入力しています。

『SS7』を実際に使われた印象はいかがですか?

A社のソフトウェアでは、まず節点(座標)を入力してから節点間に柱、大梁、小梁を1本ずつ置いていき、床も始点から終点まで、4点を押さえて配置し、架構モデルが適切に入力できたか(入力エラーがないか)を確認し、そこから接合状態やスラブ剛性を定義していくのですが、その辺りの操作でかなり時間がかかっていました。
その点、『SS7』は使いやすくなっている印象を持ちました。立体駐車場の設計に『SS7』を使って感じたのは、まず入力時間が短縮されたことです。従来のソフトウェアと比べ、『SS7』の方が2~3倍は速いと思います。例えばA社ではスラブ剛性などは3D表示を使って入力しますが、節点が見えにくかったり、押さえにくかったりすると、3D表示を動かしたり拡大したりすることになるので、操作に時間がかかってしまいます。そうした作業においても『SS7』はかなり楽で、入力時間を短縮できています。

ほかにも『SS7』で設計するようになった建物はありますか?

トラス構造も試しに入力してみました。建物形状としては入力できますし、応力状態もそれらしい結果が出ています。ただ、荷重増分解析中の梁降状軸力を考慮していませんので、解析後に軸力の影響をチェックすることになります。そうした点も勘案した結果、現在のところは実施設計では使っていません。荷重増分解析中に梁降状で軸力を考慮できる機能が追加されるとありがたいです。

『SS7』を使っていて、便利だと感じるのはどんなことでしょう。

層の段差について、ダミー層の設定ができることですね。今までは、モデル化して、それからモデル化部分を別途、取り出し、別のソフトウェアで検証するという手間のかかる作業でしたから。

『SS7』の操作性はいかがですか?

連続傾床式駐車場の場合、層を分けて入力し、上下の梁の節点を同一化あるいは節点を上下移動します。マウス入力では、節点の絶対座標(地上からの高さ)が分からないので、入力した移動量が正しいのかどうか、把握しにくいことがあります。マウス入力で絶対座標も表示するか、プロパティなどで確認できるようにすれば、より入力しやすくなると思います。

しかし、小梁なども入力しやすいですし、大部分はマウス入力が使えますから、全般的に作業効率は高まったと思います。通り符号が平面上に表示されていますし、マウス入力画面も分かりやすいです。データチェックがやりやすいと思います。入力シートにExcel®で入力したデータを貼り付けできるのもいいですね。元請けのゼネコンで作成された部材の曲げ耐力などを直接、入力することがあります。先方から送られてきたExcel®データをコピー・貼り付けして使っています。情報(データ)の共有も楽になりました。

『SS7』で気に入った機能はありますか。

『SS7』で基礎の検討ができるようになったのは助かっています。仮定断面を出す作業が楽になりました。『SS3』を使う際は、支点の軸力をExcel®に取り込んで別途、基礎の検討をして、その結果を上部構造に戻すという手順を踏みます。しかし、一貫計算ソフトウェアの中に基礎の検討があると、ほかのソフトウェアの間でデータをやり取りするという手間が省けます。

オプションソフトウェアの『SS7 Op.積算』も気に入っています。結果と入力データを5つまで残せる機能も便利です。条件を変えて、結果の違いを確認するときに使っています。あるゼネコンから「S造は社内の数量と結構、合っている」と聞いてから、普段の計算でも、5つの結果と入力データで比較し参考にしています。

弊社のサポートセンターの対応はいかがですか?

その日の内に返答がありますし、細かな所も見てくれるので良いですね。弊社では『SS7』を使う人数も多いので、普段の質疑の返答や情報を、できるだけ共有するように努めています。

本日は、ありがとうございました。

取材協力:森松 義雄 様、坂井 宏次 様、金井 知城 様
取材日:2019年7月

会社概要

【 会社名 】
株式会社 アステック一級建築士事務所
【 URL 】
http://www.astec.jp/
【 所在地 】
広島県広島市
【 事業内容 】
建築設計、監理

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